約 1,168,392 件
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/223.html
787 名前: (M8z3Z2VY) [sage] 投稿日: 2004/11/14(日) 16 02 あ、わかりました……うん、行間開けるのは癖なんで、なるだけ気をつけるようにします と、選択肢の件ですが――そっちの方が良いかな、と思うので訂正版を ――――interlude 「闘うぞ、アーチャー」 目の前の少年は自身の従者に、そう告げた。 「承知した。貴様のサーヴァントの実力、その目に刻み付けろ」 付き従うのは、金色の弓兵。 「――アーチャー?その格好で?」 己が主の少女は、驚きと共に零す。 だが――そのような言葉は、無意味だ。 「フン、我に当て嵌まるクラスなぞ存在するわけもない。さて……そういう貴様のサーヴァントは、セイバーか?」 「否」 そう言って、侍は首を横に振り、 「アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」 至極あっさりと、その真名を告げた。 「アサシン!なにを――――」 「気にするな、主。もとより、私の名前に意味など無い」 主は勝手に正体をばらした事に腹を立て、少年は少年で驚いたように硬直している。 そう、確かに聖杯戦争において、真名というものは重要な役割を果たす。 ――――だが、このサーヴァントにとって、真名もクラスも無意味だ。 元より、佐々木小次郎と呼ばれる剣豪なぞ存在しないのだから。 ある剣豪の、最大の好敵手としての役割を果たす為だけに捏造された剣客。 それが、巌流、佐々木小次郎。 動作に一瞬の停滞も見せず、優雅に太刀を上げていく。 「―――我が剣技、花を舞い散らし」 「―――我が秘剣、鳥を屠り落とし」 「―――我が神速、風を彼方に残し」 「―――我が一生、月を堕すが為に」 ―――花鳥風月――― それが、伝説の剣豪の敵役として作り出された英雄の、最期に辿りついた場所。 物干し竿と呼ばれた長刀を操る剣豪もいたのだろう。 燕返しを習得した武芸者もいたのだろう。 巌流を名乗った兵法者もいたのだろう。 だが、ココに存在する《佐々木小次郎》は、その誰でも無い。 故に、彼の者の名に意味は存在せず。 その生涯は、月を堕す為のみに――――。 「――――――――秘剣、燕返し―――――――」 瞬間。 英雄王に。 三方向から《同時に》剣戟が迫り――。 1.それによって切り裂かれた。 2.その全てを防いだ。 3.その全てを潜りぬけ、剣を撃った。 ――――interludeb out 投票結果 1 0 2 5 決定 3 1
https://w.atwiki.jp/shin_hokutomusou/pages/68.html
味方時のトキに対する賞賛はラオウと同じな -- (名無しさん) 2013-02-13 22 12 15 燎原の火ってガード不可なのか -- (名無しさん) 2013-02-15 00 46 26 左スティックを倒すのと同時に固有体術で転がりってショットガンを撃ちながらリロード。攻防一体で便利。 -- (名無しさん) 2013-02-27 04 56 57 CPUで出てきた時の話だが気絶状態にさせた際 -- (名無しさん) 2013-09-13 01 16 52 ジャギがCPUで出てきた時の話だが気絶状態にさせた際秘孔エフェクトが出ているにも拘わらずバックジャンプで逃げる事があるんだが……原作のジャギがケンシロウに秘孔突かれて自力解除したシーンに由来してるのか?意識してるのか? -- (名無しさん) 2013-09-13 01 23 56 それは気づかなかった。ムービーでもケンシロウの着ずも違いいかにも自分でつけたっぽい雑な傷になっててこってるから意識してるのかも -- (名無しさん) 2013-09-21 20 57 22 強攻撃拠点で強4のバズーカ連発してると、スコアが低くなりがちなんだけど、なんでだろう?通常攻撃部分は極力当てないようにしてるのに・・・ -- (名無しさん) 2013-10-22 16 19 19 おそらく、衝撃で倒すと強攻撃と見なされないのかな?他のキャラでも似たことが起こる -- (名無しさん) 2013-10-22 17 48 21 ↑どうやらその通りのようです。強3にしてみたら、目に見えてスコアが上がりました。ありがとうございます。何とも腑に落ちない仕様ですね・・・ -- (名無しさん) 2013-10-22 19 47 08 究極連結時の固有体術強すぎワロタ どの攻撃を出した後でも固有体術でスキをキャンセルできる -- (名無しさん) 2015-11-27 23 39 46 非情な豪腕ってジャギの強4攻撃に効果が乗るんか? -- (名無し) 2017-05-20 23 08 55 練気3が強すぎ。ここからいろいろ通常攻撃なり奥義なり使い分けしていくキャラっぽい。 -- (名無しさん) 2017-10-17 00 24 41 北斗羅漢撃の直後に千手殺で吹き飛ばしが楽しい。討空と烈空弾か -- (名無しさん) 2018-01-09 12 48 11 続き。討空と烈空弾が効果を発揮する。ところでバズーカには非情な剛腕て効果ある? -- (名無しさん) 2018-01-09 12 50 41 今さらだが非情な豪腕が照準が出る攻撃、ジャギでいうと固有体術に効果が出るみたいだ。 -- (名無しさん) 2018-11-20 00 42 20 非情な剛腕、魔王、奥義の極み、血肉の報酬。この4つの技能ヲ付けるとかなり安定する。 -- (名無しさん) 2018-12-01 23 15 47 ショットガンの攻撃にも非情な剛腕の技能がのるみたいだ。烈空弾は要らない気がする。 -- (名無しさん) 2018-12-02 01 56 16 魔王への代償って奥義には効果ないと思ってたけど陰陽殺には効果があるみたいだ。絶妙撃装備してスカーフェイスで秘孔にし、陰陽殺決めるとダメージが結構高い。このキャラも練気の達人はいらない感じかな。 -- (名無しさん) 2018-12-31 20 44 13 連射機が有れば無限沸き出しのDLステージで固有体術連射させるだけで自動育成できる -- (名無しさん) 2021-05-15 20 05 42
https://w.atwiki.jp/akirakitagawa/pages/31.html
■ドスジャギィ 鳥竜種 出現エリア:孤島 ■剥ぎ取り ※上位素材は緑色で記載しています。 ▼本体(3回)▼ ドスジャギィの爪ドスジャギィの皮 鳴き袋ジャギィの鱗ジャギィの上皮鳥竜種の尖爪 ▼部位破壊:襟巻き部分▼ 鳴き袋王者のエリマキ鳥竜玉(捕獲でも出ます) ▼落し物▼ 竜のナミダジャギィの鱗 ■破壊部位 頭の襟巻きの部分 ■属性など 属性 : 火◎、水◎、雷◎、氷◎、龍△状態異常: 毒○、麻痺○、睡眠○、気絶○有効アイテム: 落とし穴、シビレ罠、閃光玉、肉系 ■主な行動 咬みつき、回転しながら尻尾攻撃、体当たり、鳴いて仲間を呼ぶ ■攻略法・アドバイス 常にジャギィやジャギィノスを連れて移動しています。 基本的に雑魚は無視しながらドスジャギィを攻撃しましょう。 ≪回転尻尾攻撃について≫ この攻撃は1回で180度回転します。また、怒り状態の時は2回連続でやるので360度回転します。 この時、1回目を避けたとしても2回目で当たる可能性があるので、 回転すると思ったら尻尾が当たらない範囲まで移動したほうが良いでしょう。 ≪体当たり攻撃について≫ 勢いをつけるような予備動作の後、身体を横にして体当たりしてきます。 この体当たりは一瞬でかなりの距離を移動するので注意。 この予備動作を見たら敵の進行方向の逆側に滑り込むか、当たらない範囲へ移動しましょう。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/882.html
PM21 00 ――キュラリア・広間―― 一樹「ォ ォ ォ ォ ォ ォ … ! ! (夜風に煽られながら、腕を束ねて、ただの高校生らしからぬオーラを放っている)」 セルド「―――――ザッ。(石畳の床を踏み鳴らし、一樹が佇む広場へと姿を現し鋭い視線を送る)」 一樹「(足音のした方へ視線を向ける)…よぉ、まさか本当に来るとはな。…準備はできているんだろーな。(不敵に笑みながらセルドに)」 セルド「あれだけ真正面から吹っ掛けられたら、尻尾巻いて逃げる訳にもいかないだろ?…ああ、大丈夫だ。(シャツの襟に指をかけ、ネクタイを緩める) 」 一樹「(鼻で笑いセルドと並ぶ)もう一度おさらいしとくぜ。…これは俺とお前の勝負。先にあの塔(ツキミガハラタワーを指し)についた方が勝利だ。俺は長距離と、お前らの仲間の妨害というハンデを背負っている。そしてお前らが仮に勝ったなら、なんでも言うことを聞いてやる。…さあて、はじめるか。合図は俺が出す。 」 結香「ぬー…(ヒロお兄ちゃんが、セルドお兄ちゃんが「勝負する」と言ってたから気になってきてみたけど…何の勝負なんだろ??)(広場のベンチに座ってセルドと一樹を見る)」 セルド「わかった、なんでもだぞ。フライングはなしだからな。(軽口を叩き、足を半歩引いて構える) 」 一樹「俺はイカサマは嫌いなんだよ。(真顔になってセルドとは反対の方向へと向く)………On your mark(位置について)…! ズザザァ…!!(クラウチングスタートの構えを取る)……(このクラウチングスタートは…およそ100年前、アテナオリンピックでトーマス・バークが初めて開発した構えだ。この構えから繰り出される爆裂的な速度は――――従来のスピードを遥かに超越(こ)える!) 」 メモリア「・・・。(自分に出来る事を、自分の、出来る限りを・・・)(コツ、コツ、と歩いてくる) 」 セルド「…悪かったよ、となれば俺も全力だ――――。(一樹の合図を待ち、神経を研ぎ澄ます) 」 一樹「…Get set(よーい…)!―――――――― "Go"!! ド ッ ! (地面を蹴って爆発的な速度を解き放ち、一瞬にして姿が消えてしまった) 」 VS 一樹 セルド「 ダ ッ ! !(一樹が巻き起こした風圧にネクタイと髪が揺られ、勢い良く駆け出す) (地図でツキミガハラタワーまでの最短ルートは把握してる、直線距離6kmだが街路の障害を含めばプラス数百メートルってところか―――まずはこの大通り!)……!メモリア!!悪い、一樹は頼んだぞ!!(メモリアを見つけて叫び、大通りを駆けて行く) 」 結香「ひゃっ…?!(二人が一斉に駆け出したのを見てびっくりする)…か、かけっこ…なのかな…?? 」 メモリア「・・・私に出来る事は、たかが知れている・・・ましてや相手は能力者、・・・だけど、それでも出来る限りを・・・ぶつける・・・。 」 一樹「クィン―――――クィン―――クィン――――――――クィン―――――クィン―――クィン―――――――――(街の建物や住人を正確に避けながら高速で走っている)(さぁーて……まずは第一ポイント…。)ザッ―――――――ドォゥッ!!!!!!(キュラリアの街を出て、右側へと走り出す。) 」 サージェス「へ~・・・かけっこ、かい?しかも・・・よほどの勝負と見た。(いつのまにか結香の隣に) 」 メモリア「この日の為に、コースに仕掛けた細工・・・場所はもう分からないけれど、音なら聞こえる・・・!(グイッ、と透明なピアノ線を引く) 」 サタナエルさん「(リラックスした態勢で寝そべって道を陣取ってる)ハーブの香っりー 」 一樹「シュァッ―――――(ぶっ飛ばすぜ相棒…!)(前回のようにシューズが輝きを徐々に帯びていく)――――――キイィィ―――――――ン…ッ…!!!!!(―――――【-the Speed-】解放だ!!!)(一樹のシューズが更なる輝きを帯び、そして…)――――――――――――――(もはや風を切る音すら無くした速さでキュラリアの外側を駆け抜ける。現在、四分の一。) 」 結香「うん、そうらしいよ!(サージェスに)どっちが勝つんだろう~。 」 ピィンッ!!(透明なピアノ線が切れると、街に仕掛けられた小規模で邪魔にならない程度のピタゴラ的装置が作動していく) セルド「ダッダッダッダッダッ!!(力の限り地面を蹴り上げ、ただ自身の体を一歩でも早く前へ進めることに集中する)(始まった瞬間に振り向きはしなかったが、あれだけ風を巻き上げたんだ…振り返ったってもう姿は見えなかっただろうな。もうどこまで走ったんだ…アイツは…!)(狭い路地へと入り込むが、そこには人や木箱などが積み上げられていた) ――――っと、ごめんよ!!うぉっ!?(ぶつかりそうになる人をかわし、積まれていた木箱に手をついて飛び越して先へと進んでいく) 」 装置が終着点に辿り着くと、突如としてキュラリア外周に水が放たれる、地面が濡れて転倒を誘発しようとしているのがすぐ分かる。 ふなっしー「 なにごとなっしィィー!?(木箱から飛び出る) 」 サージェス「はーっはっはっは!こりゃあいいねぇ!酒の一つでももってこりゃよかったが・・・まぁいいや。見物だよ。 」 一樹「―――――――ッ!!(内部から流れ出る水を見て)(しゃーねぇー…――――――――『十倍速』だ…!!!)―――――――――――――――――(もはや地面との摩擦、重力を無視した完全的な光速状態となる)(駆け過ぎた風はやがて空間そのものを貫いて――――――"光"となる…ッ…!!!!)(現在、四分の三。あともう少しでキュラリアに復帰) 」 市長「 ターゲットっ、ロックオン……(100階のビルの窓からスナイパーライフルを構える)しねぁ!(一樹に発射) 」 メモリア「後はこっちの仕掛けを・・・!(二つの透明なピアノ線を一気に引っ張る) 」 結香「おもしろくなりそうだね♪結香はジュースでも飲みたいかなー…。」 ピンピンッ!!(二つのピアノ線が切れ、再びピタゴラ的装置が作動していく) 二つの装置が終着点に辿り着くと、キュラリア外周に硬いピアノ線が、無数に張られる、単純に移動阻害が目的であろう。 一樹「ヒュォ――――――――――――(当然、光速状態となった一樹には一切のものは届かない)(このカーブで少しずつスピードを落として…一気に街へ突っ込む…!)(早くも外側の周回が終盤にかかり、徐々に速度を落としながら入口へと向かう) 」 サージェス「(ん?あれは・・・あんときの演奏家、か?・・・へぇ、こりゃ、ちょいと絡むかな?)(そしてある場所に立つ、そこは・・・”入口”) 」 ヒロ「…うわっ、もう始まってる!(結香の方へ走ってくる) 」 セルド「どわぁっ!!?梨の化け物!?(汗)(肩越しに振り返り、ふなっしーを見て驚愕) く、そっ!意外とクるな…!!日頃の運動不足が憎いねッ!!(路地を抜けては通りを走ることを繰り返し、一層狭い路地に身を滑り込ませる)(覚悟はしてたけど、建物の障害がキツいな……家の人には悪いけど、やるしかない―――――!!)ダッ、ダンッ!!ガシャンッッ!!(路地の壁へ跳び、跳び込んだ壁を強く蹴って対面している家の屋根へと跳び上がる三角飛びを繰り出す。屋根の瓦を踏み鳴らして地形を無視して先を急ぐ)ああクソッ!瓦割れませんようにィィィッ!!(現在、3km走破。折り返し点に入る) 」 一樹「チッ――――――(さっそく出迎えに来やがったか…!…だが―――――――)グルンッ――――――ブチィッ!!(減速と同時に前転し、踵落としの要領でピアノ線を貫通する)ザザァーーーッ…!!!ドゥッ!!!!(入り口前に到着し、そして爆発的な脚力を持ってキュラリア内部へ特攻する) 」 結香「あっ、ヒロお兄ちゃんだ~♪(ヒロに手を振り)」 メモリア「く・・・突破された・・・、万策、尽きたか・・・(項垂れる) 」 サージェス「(様々な彩の宝石を宙に散りばめる)目には目を・・・光には”光”、だ!!(その瞬間宙に散りばめられた宝石が太陽のように輝く)・・・オッケー行くよバカ息子共ッ!!(それを合図に、宝石たちがレーザー光線のように一樹に向かって隙間なく追尾しながら飛翔する。) 」 ヒロ「ふぅっ…やぁ、結香ちゃんっ!今、どうなってる?(結香のところまで着き、足を止める) 」 ウィルソンフィリップ上院議院「(ディアボロを乗せて車を爆走させ一樹の目の前に躍り出る)ワハハハハーッ!こ…ここまで法廷速度を無視したんです!私の命はッ!この上院議院わたしの命だけは助けてくれますよねェェェェーッ!!(運転席を一樹が貫通し撥ね飛ばされる) 」 一樹「――――――ッ!!??(アイッツ゛…!妨害は認めたが俺を殺す気かよッ!!)(迫りくるレーザーを高速で駆けながら潜り抜ける)――――――(当たんなきゃ意味はねえ…だがっ、当たったら"死ぬ"…!俺もここで覚悟を決めるしかねえ…!!)クィン―――クィン―――――――クィン―――クィン――――――(再び障害物を避けながら走る) 」 ディアボロ「(今日のボス タクシーの中の賞味期限切れの肉を食って死亡していた) 」 結香「うーんー…わかんない。でも、ボクは…なんだか面白くなってきちゃったな♪(ヒロに)」 メモリア「落ち着け、まだ何か・・・私に、何か出来る事は・・・(焦りと焦燥に満ちた表情で、思考する) 」 サージェス「はっはっは!総額億越えだったんだけどねぇ、見事にかわされちまったかい。アタイはこれくらいでいいかな?あとは・・・男共にまかせようかね。あ、演奏家どうしたかなぁ。 」 セルド「ダッダッダッダッダッ――――ダッ!ガシャンッ!!ダッダッダッダッ―――――(屋根伝いに街を駆け抜け、離れた屋根へと跳び移っていく)(遠くの方で音が聞こえた…まさかもう街を周って来たっていうのかよ!!)(直線の最短ルートを走り、着実にツキミガハラタワーへと接近していく) 」 メモリア「くぅぁぁぁあああッ!!!(だんッ!!とアコーディオンのケースを叩きつける)私にできる事は、これしか、無い・・・届かないのだろうけれど、せめて、この思い、音にのせて・・・!!(そしてアコーディオンを取り出し、演奏を始める) 」 ヒロ「おぉ、そうか!じゃあ全力でセルドを応援してやってな!(笑顔で結香に)さて、俺はどうするかねーっと… 」 一樹「ん――――――(メモリアの姿が視界に入る)(アイツはたしか…あの時いた奴だ…。)どきなッ!ぶっ飛ばされたくなかったらなぁ!!!(メモリアをあえて避けようとせず、そのまま彼に向って一直線に駆けだす) 」 サージェス「(あー・・・またフォールに怒られちまうかねぇ)あ、演奏家あんなとこにいた。・・・アコーディオン、ここで演奏する気かい?(遠目に) 」 メモリア「・・・スゥゥゥーッ―――『嫌だッ!!』(温厚なメモリアらしからぬ台詞を口にし、仁王立ち) 」 ヒロ「…さて、俺もそろそろ手助けに行くかね…(大量の土を発生させ、浮きあげさせる) 」 一樹「――――――――(……何ムキになってやがるんだ、俺は… …いつもの調子ならあんな奴、避けたってかまいやしないだろうに… ……まさか俺は…"焦って"いるのか…?? …んなハズは……) 」 メモリア「ぉぉぁぁぁぁぁッ!!!!(こちらに一直線に向かってきたのを見て、アコーディオンの重さを乗せた体当たりを仕掛ける) 」 一樹「―――――ニタァ…!!(メモリアに不敵な笑みを浮かべる)なら特別に見せてやるぜ…―――――【-the Speed-】の誇る最高速をなッ!!!『十倍速』……いや――――『十五倍速』だ!!!!ゴッ――――――――――(キュラリアの外側を一瞬で駆け抜けたあの光速状態を上回る形態となり、彗星の如くメモリアに突撃する) 」 結香「うんっ♪(ヒロに)レイヴンおじちゃんだねー!よろしくー! 」 一樹「―――――――――(……何故だ…あんな奴を相手に…何を本気になってやがるんだ俺は…!?……正気になれ、佐々木山一樹。迷いこそが…不運を招くッ…!!落ち着け…落ち着け……落ち着け…―――――) 」 メモリア「・・・!!!―――かはっ・・・。(当然、能力者でも何でもないただの一般人がその速度の突撃をアコーディオンを含めても受けきれる訳も無く、血を吹いて宙を舞う) 」 サージェス「へぇ・・・・啖呵をきるたぁ・・・男魅せたじゃないかい!(こりゃ・・・アイツに応えてみようかねぇ) 」 一樹「―――――――(吹き飛ぶメモリアを節目に、そのまま駆け抜ける)――――――――(……アイツは…馬鹿なのか…!?何故、妨害如きで自分の身を犠牲に… ……何が……何が、お前をそうさせたんだよ……。)(メモリアのことを思い出しながら、建物を避けて走り続ける)――――――(今頃アイツ(セルド)は5kmくらいか?…んなら、ここからがクライマックスだ…!!!) 」 メモリア「が・・・ッ、ゲホッ・・・ゴホッ・・・。(そして地面と激突、その場に真っ赤な血溜りを作り出す) 」 セルド「ひゅうっ―――ゴロッ ダッダッダッダッダッ……!!(住宅街を抜けて屋根が無くなったので、屋根から飛び降りて受け身を取り街の通りを疾走する)ハァッ…ハァッ、ハァッ!(既に肩で息をしており、ペースが徐々に劣っていく)(現在、5km走破。正面にタワーが見えてくる) 」 サージェス「――――ッ!!(メモリアが吹っ飛ばされたのを見て)・・・やるじゃん、演奏家。漢だよ、アンタ。 」 サージェス「ちょいと・・・あの演奏家に応えてやるか!!(また大量に宝石を取り出し、宙に飛ぶ。しかし、標的は一樹ではなくセルド) 」 メモリア「ヒュー・・・ヒュー・・・(苦しそうに呼吸しながらも、指だけを動かそうとする、その先にはアコーディオン)せ、セルド・・・さん・・・ゲホッ・・・。 」 一樹「ダッ―――――――(ここから…突き抜ける…ッ…!!!)(広場へ到着し、そこから一気に速度を上げる)――――――――(……駄目だ…何だ、この感じは…!? …今までに感じたことのあるような…… ……不思議だ… …あんだけぶっ飛ばしたっていうのに…まだ……まだ走り続けることが溜まらないでいる…!!) 」 メモリア「音・・・よ、届けて・・・が、ゴフッ・・・この、思い・・・。(血を吐きながらも、手だけを動かし、曲を奏でる) 」 結香「…あっ…!?(一樹が広場に姿を現したの見て)……。(あのいじわるなお兄ちゃん…嫌いだけど… ……何で、かな…。走っている時のお兄ちゃんの顔、すごく…『楽しそう』…!) 」 ヒロ「…んっ、はやい…!(広場に到着した一樹を見て)…セルドは一体どこまで行ってる…!?(一樹が走って行った方を向く) 」 傷ついた体の、必死の演奏、勇ましいメロディーが街に響き渡る。 ヒロ「(…あのメロディーは、もしかして…)メモリアはもう来てるの?(結香に) 」 セルド「ハッ、ハッ、ゼェッ…ハァッ!!(――――駄目だ、胸が痛い。苦しい。足を止めてしまいたい。どうせあんな化け物みたいな速さのヤツに勝てっこなんかないだろ。いいか、もうペースを落として――――)――――――――。(サージェスの放つ宝石。そして届くはずもないメモリアの奏でがセルドの意識へと鮮明に入り込んでくる)……ああ、そうだよな。何が勝てっこないだよ、俺。……簡単に諦めてんじゃねぇよ――――ッッ!!(限界からの、一歩。ペースが上がり全力疾走を始める) 」 一樹「―――――――(……!……そうか、『楽しい』んだ… ……中学ん時の、部活に没頭していた頃のようだ… ……あの時と同じなのか…!?…楽しい…楽しすぎるぜ…ッ…! ずっと、この瞬間が来るのを待ち望んでいた…!――――――――――俺は"風"になったんだ…!!!)(今まで張りつめていたものから解放され、清々しい表情を浮かべる) 」 メモリア「運べ・・・この、思い・・・を・・・(必死に演奏を続ける、そして・・・)うっ・・・が、ガハッ・・・。(大量に吐血し、アコーディオンは、鮮血に染まる) 」 勝利を確信させるかのような、勇ましく頼れる音色が響き渡り―――まるで、糸でも切れたかのように、音色はぷつりと途絶えた。 サージェス「いいねぇ!よく吠えた!!(無数の宝石が一つに塊り、巨大な宝石となる)歯ぁくいしばんなバカ息子ッ!!そんで・・・そのまま突っ走れ!!!(そして、巨大な宝石をセルドの背後にズドンと落とすように飛ばす。その瞬間、セルドの背中を押すようにすさまじい爆風が起こる) 」 一樹が向かう先には、セルドによる騒ぎで駆けつけてきた住人たちでいっぱいで、道はほぼ完全にふさがれてしまっている。 BGM♪ 一樹「―――――!!!(完全に封鎖された道を見て驚愕するが…)……何もそこにある路上だけが…俺の道じゃない…!!ダンッ、ダンダンッダンダンッ!!!――――シュダァッ!!(建物の壁を"蹴って"登り始め、屋上を飛び越える) 俺が道だと決めつけたら―――――そこが俺の"栄光路"(みち)だ!!! ダンッ!!シュドォッ!!!!(着地すると同時に爆発的に駆けだした)ぬ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああぁぁぁーーーーッ!!!!!(徐々に速度を増していき、一気にセルドとの距離を詰める) 」 結香「ふぇ?メモリアお兄ちゃんなら…さっき見かけたけど…。(あたりをきょろきょろ) 」 セルド「(走れって声が聞こえる…俺を奮い立たせる音が聞こえる!!)言われなくてもぉぉぉおおぉおッッ!!(爆風が背中を押し、足がもつれそうになっても走ることをやめない) だ゛あ゛あ゛あ゛ああああぁぁぁぁーーーーーッッ!!!!(一樹の咆哮に呼応するように絶叫する) 」 男子高校生等『(ツキミガハラタワー前でたむろしている)…お、なんか聞こえたぞ…? …一樹の奴じゃねえのか!やっぱあいつが勝つに決まってるし! いや待て、今のはどう聞いたって一樹の声じゃねえ!たぶん…セルドっていう人じゃないのか!? うおっ、マジかよww』 サージェス「(ストンと降りる)ふぅ・・・こんぐらいでいいだろう。あーでも、結構使ったなぁ・・・おこるだろうなぁ・・・。 」 一樹「(こうなりゃ自棄だ…!!最後の賭けに出てやるぜ…ッ!!)――――『十倍速』…『十五倍速』―――――――に…『二十倍速』ッ!!!!!!(限界を超越した速度で駆け抜けることにより、視界にようやくセルドの姿が見え始めた)しゃああああああらぽああああああああァァァァァァァァァーーーーーーッ!!!!!!!!!」 ヒロ「そっか。…どっちの方に行ったとか覚えてない?(結香に)」 メモリア「・・・。(真っ赤な血溜りの中心に倒れており、そのすぐ近くには鮮血に染まったアコーディオン、呼吸が浅い)」 サージェス「さて・・・(そのままそっと去ろうとするが)ん?おい、演奏家。大丈夫・・・・なわけないか。(メモリアに歩み寄る)」 メモリア「(人の気配を感じ、ゆっくりと顔を上げてサージェスを見る、喋っていいような状態ではない)」 男子高校生等『おおおおっ!!!一樹が追い付いてきたぞ!!行けるんじゃねえのか!? 待てって、あのセルドって人もスピードあげてきたぞ!! こうなりゃもうどっちが勝つか分らねえ…!! どっちでもいい!!もう少しだあああぁぁーーー!!!!』 結香「たぶん……あっ!きっと、ツキミガハラタワーだよ!(広場から見える巨大な電波塔を指して)行こう、ヒロお兄ちゃん!」 ヒロ「ツキミガハラタワー…確かゴール地点の……うん、行こう!(塔に向かって駆け出す)」 結香「うんっ!(ヒロに続く)」 セルド「(もう何だっていい、正真正銘―――意地と意地の張り合いだッ!)なあああああああありゃあああああああッッ!!!オトナの意地なめんなあ゛ッ、一樹イイイイイィィィィーーーーーッッ!!!!!(背後に一樹の気配を感る。無様に四肢を振り、"意地"という言葉が似付かわしいような表情でがむしゃらに突っ走る) 」 サージェス「・・・、いい男になったじゃないか。と、ゆっくり褒めてやりたいんだが・・・その状態、時間がなさそうだね。(懐から何かのスイッチを取り出し、メモリアの前に置く)メディカルスイッチってぇらしいよ?最寄りの病院や医療施設に即時に救急信号を送れる。・・・あとは、アンタの運次第ってねぇ。(そういってケラケラと笑みながら去っていく) 」 ヒロ「(…メモリア…大丈夫だといいんだが…)(走りながら一瞬心配そうな表情になる)) 」 タ ン ッ ―――――――――(セルドの足が一樹よりも逸早く、ゴールに踏み込んだ) 一樹「ああああああァァァァァァァーーーーッ!!!!―――――――――――――!!!??(あと一歩のところでセルドを追いぬけそうになったが、彼が先にゴールしたことによって意識が途切れかけ、そのまま突っ走って木に激突した)…づぇ…ッ……!!(ぶつかった個所を抱えながら仰向けに倒れ込んでいる) 」 男子高校生等『……お……おおおおぉ!!! セルドって人が…勝っちまったぞ…!! う、ウソだろ……まさか、あの一樹が負けちまうなんて…。 すげぇいい線行ってたな、最後…。いやすげぇって…。』 メモリア「・・・。(スイッチを見て、それを回収、懐からゆっくりと注射器を取り出してそれを自らに打つ) 」 セルド「俺が―――――勝った…!!(ゴールを超えて緊張が一気に解ける。これまでの疲労も溜まり、くらっと目眩が襲いかかり仰向けに寝転がる)…お、おいっ一樹!?(汗 木に激突した一樹を寝転がったまま見て) 」 男子高校生等『うお~い、一樹~!生きてっか~!? 一樹最後ぶっ飛ばし過ぎワロタww あのー…お疲れ様です。ていうか、おめでとうございます。 すげぇな!一樹の野郎に勝っちまうなんてよ!!(二人がセルドのもとに寄っていく)』 一樹「いっつー…… ……!…チッ…あんたの…勝ちだ……!(不貞腐れたような顔でセルドに)…ぜぇ………はぁ…… ……はぁ…(息をついたのは…いつ以来だったかな……)うおっ!!なんだお前ら、来んなって!(苦笑しながら高校生らに) 」 ヒロ「…決着は着いたのか…?(走りながら) 」 メモリア「・・・か、カハッ、ゲホッ・・・。(吐血する口を手で抑え、よろよろと立ち上がりアコーディオンを回収)・・・薬を、貰って・・・おいて、よかった・・・。(よろよろとタワーに向かって歩いていく) 」 結香「わおっ!セルドお兄ちゃん!…に、あのいじわるのお兄ちゃんも!(ヒロの背後から) 」 セルド「あ、あー…ハハ、一樹のお友達か…(苦笑しながら)まぁ、とんでもないハンデをつけてもらったんだけどな(自嘲気味に笑いながら男子高校生に) ははっ…そんな不貞腐れるなよ(若干誇ったような表情で一樹に) 」 セルド「ヒロ…!…ああ、勝ったぜ。(寝転んだまま不敵に笑んでヒロに) 結華!お前も来てくれたのか、ありがとな(横たわったまま笑って) …メモリアはまだ来てないのか?(ヒロと結華に) 」 一樹「……けどまあ…(「よっこいせ」と上半身のみを起こす)……あんた、良い友達持ってるんだな…。…あいつらには一杯食わされたわ。(その一言を呟くと、メモリアのことが脳裏に浮かぶ) 」 ヒロ「おおっ、勝ったか!おめでとうな!(セルドに)……ん?来てない?…俺らより先に向かったと思うが…(セルドに)…(何かあったのか?…まさか、あの音楽が突然途絶えたのはやはり…!?) 」 結香「セルドお兄ちゃんが買ったんだね!おめでとう~♪ ………。(セルドに喜びの顔を見せた後、ふと、一樹の方を見る) 」 セルド「やっぱり皆のお陰だったんだな……。ああ、心から自慢できる仲間だよ(柔和な表情を浮かべる) ああ、サンキュー!(上体を起こし、ヒロと結華にVサイン) …お、おい。そりゃ確かなのか…!?(ヒロに。奏でが途絶えたことを思い出す) 」 男子高校生等『あ、そうだ…一樹お前、負けたら何でも言うこと聞くんじゃなかったっけ? っしゃー!メイド服着てこの俺にご奉仕しろォ!! テメーはネカフェでシコってろや。 セルドって人の勝ちだもんなー…文句はないよなー。』 一樹「(セルドのその表情を見てふっと笑う)やっかましいわお前ら!!(高校生らに)ったく……約束通り、何でも言うこと聞いてやるさ。(腕を組んでセルドと向かい合う) 」 ヒロ「…あぁ、俺が広場に着いたころにはもういなかったし、広場にいたときその先の方で音楽が聞こえてきたし…(セルドに) 」 メモリア「ハーッ・・・ハーッ・・・、っくぅ・・・、左腕が・・・動かせない・・・。(よろよろと重い足取りで、ようやくセルド達の下へ辿り着く、体中自分の血で真っ赤に染まっている) 」 結香「あっ!メモリアお兄ちゃ――――きゃっ!?(重症なメモリアを見てびっくりし、尻もちをついた) 」 セルド「あっ……(そうだ、と今思い出したような表情)(そうだな…特に聞いて欲しい願い事なんて…いや―――)……アイスのこと。まだ謝ってなかっただろ?(緩慢な動きで立ち上がり、結華を一瞥して一樹に) そう、だな…それなら納得するしか…(ヒロに)……―――ってメモリアァ!?おい、大丈夫なのか!!?(ギョッとした顔でメモリアを見る) 」 ヒロ「…!?(身体中が血で染まっているメモリアを見て目を見開く)…おい、大丈夫かメモリア!(メモリアの方へ駆け寄る) 」 一樹「……。(重症のメモリアを節目に捉え)……ああ、そうか…。そうだったなぁー……。(立ち上がって結香のもとへ歩く)…あ、おい。(その途中、男子高校生らに合図する) 」 男子高校生等『…ん?ああ、そうか…。 『アレ』持ってくりゃあいいのか。 何処置いたっけ? その辺にあったろ?』 」 結香「あ…(歩いてくる一樹を見上げる) 」 一樹「(結香と向き合う)……。……昨日は悪かった。…その、ごめん…。(結香に頭を下げ)…それから… …あんたにも。すまない……本当に。(メモリアにも頭を下げ) 」 メモリア「う・・・驚かせて・・・ガハッ、ゲホッ・・・。(結香を驚かせてしまい、謝ろうとして声を出したところ、吐血する)あ、は・・・は、だ、大丈・・・ぶっ・・・。(また吐血、明らかに大丈夫ではない) 」 ヒロ「…全然大丈夫じゃないじゃねえか!…待ってろ!今救急車を…!(電話を取り出す) 」 玲華「―――――お待ちください!(颯爽とその場に現れヒロを呼び止める)…私が彼を病院までお送りします。 」 男子高校生等『おーい、一樹ー!持ってきたぞー! たくっ、すげえ量だぜ…。(大量のスーパーの袋を持ってくる)んげげげっ!?生徒会長!! なっ、なんでこんなとこに…てか、知り合い!?この人らと?』 」 結香「…うーうん♪もういいよ。いじわるなお兄ちゃんだったけど……走っている時のお兄ちゃんを見ていたら、本当はいい人なんだろうなーって思ったし…。……うん、許すっ!(ふんすっ)メモリアお兄ちゃん…!!だ、大丈夫なの…??いっぱい血が出て……あっ!玲華お姉ちゃん! 」 ヒロ「あ、玲華ちゃん!…頼んだぞっ!(電話をしまい玲華に) 」 セルド「………(謝る一樹の姿を見てフッと笑む) 待てメモリア…!わかったから喋るな、もっと酷くなるぞ…ッ!今ヒロが救急車呼んでくれてるから大人しくして――――れ、玲華さん…っ!?(メモリアの背を擦りながら) う、うおっ何だそれ…!?(白目)(男子高校生が持ってきたスーパーの袋を見て) 」 一樹「……はっ…。(結香の笑顔につられ、自然に笑みを零す)お、サンキュー。(袋を受け取る)…まあ、あれだ…。お詫びと言っちゃなんだけど…これ…。(結香に、大量のお菓子が入った袋を渡す)…んげっ、生徒会長…!?(大汗)」 男子高校生等『ニヤニヤ…(一樹の奴、勝っても負けてもあの娘に謝るつもりだったんだぜ) ヒソヒソ…(えっ、まじで!?んなこと聞いてねえぜ…。) ヒソヒソ…(なんだよ一樹の奴、いいとこあんじゃねえか) ヒソヒソ…(ったく、人騒がせな奴だぜ。)』 玲華「この付近に病院があります、そこへ連れて行きますね。…メモリアさん……。(メモリアの腕を取って、悲しそうな表情で彼の姿を見つめる)貴方達も、もう遅いですから…早く帰宅してください。(一樹と男子高校生等にそう言って、メモリアを連れて歩いて行った)」 男子高校生等『へ~い! は~い! ほ~い! 会長マジ美人hshs』 結香「ふぇ…?(渡された袋を覗き込んで仰天する)うわぁー♪♪お菓子がたくさんだぁー♪…えへへ、ありがとうー♪お兄ちゃん!(一樹に嬉しそうに笑う)うぅ…メモリアお兄ちゃん…。(心配そうに玲華とメモリアを見送る)」 セルド「お菓子、か…(事前に用意してたってことは、つまりそういうこと…だよな。)…男だな、一樹。よかったなー結香(一樹の行動と結香の歓声で頬を緩ませる) すみません、メモリアをよろしくお願いします…!(歩いて行く玲華に頭を下げる) 」 メモリア「・・・(結香を見て、『私は大丈夫』と言いたげに、空元気の笑顔を見せる)・・・。(セルドの言葉に、こくり、と頷く)・・・。(玲華に連れられていく) 」 一樹「何で生徒会長がこんなところに… …まあいいか。(…あいつ(メモリア)も、無事だといいがな…。) …へっ、食い過ぎて虫歯になるなよ。(結香をからかい)……さぁーてと、ダル… …俺達も帰るかぁ!…とぉ、その前に…まだあんたの名前聞いちゃいなかったな。(セルドと向き合い) 」 ヒロ「たくさんお菓子食べれるじゃん、良かったな!(結香に微笑む)…(メモリアと玲華を心配そうな表情で見送る) 」 結香「うんっ♪セルドお兄ちゃんとヒロお兄ちゃんにも分けてあげるー♪(二人に三個ずつお菓子を渡す)あとはー…そうだ!メモリアお兄ちゃんの為に取っておこっ。 」 男子高校生等『っしゃー!帰るぜー! なあ、今日一樹ん家に泊まっていかねー!? いいうぃね~♪あいつん家、学校近いしちょっとくらい夜更かししても大丈夫だしな。 てなわけで、一樹ー!先にお前ん家行っとくぜー!!(げらげら笑いながら去っていった)』 セルド「ん……そういえばちゃんと名乗ってなかったっけ。俺はセルド、こことは別の街だけど弁当屋をやってるんだ(緩めたネクタイを締め直し、身なりを正して一樹に) ……メモリア………(メモリアを見送る) うわ、いいのか?悪いな…ありがたくもらっとくよ、ありがとな(ニッと笑う) 」 ヒロ「え、俺にもわけてくれんの?…ありがとな、大切にいただくわ(ニコッと結香に) 」 一樹「ちょ…wてめぇ等勝手なこと言ってんじゃ……かぁー!しゃーねえなぁ…。(呆れ顔)セルドってのか、しかも弁当屋かよ。機会があればちょっくら行ってみてえな。…んさてと、じゃあ俺もこの辺で!あばよー。(だらしなく手を振りながら去っていった) 」 結香「うんっ!わけっこわけっこ♪みんなで食べたらおいしいもんねー♪(ニコニコ)あ、お兄ちゃんたちバイバ~イ! じゃあボクも帰ろっかな!セルドお兄ちゃん、ヒロお兄ちゃん、バイバイ!また今度ね~♪(袋を両手に持って可愛らしい足取りで歩いて行った) 」 ヒロ「あ、またねー!(手を振りながら結香に)ん、あばよ!(一樹に) 」 セルド「案外評判もいいんだぞ、今度食事でも振る舞ってやるよ。それじゃあなー(軽く手を振る) ああ、気をつけて帰るんだぞー(結香に手を振る) …んじゃ、俺たちも帰るかヒロ。それじゃあまたなー(ヒロの肩をトンと叩いて通り過ぎ、宿へと向かっていく) 」 ヒロ「おう、お疲れさん!(セルドを見送る)…さて、俺も帰るかな(歩いていく) 」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … … ッ … (セルドたちが去った後、ツキミガハラタワーに二つの影が姿を現す) ××××(男子)「んねー、んねー さっきの柄の悪そうな兄ちゃん(一樹)と競争してた奴――――――あいつも『覚醒能力者』なのー?(タワーの鉄柱に腰かけている) 」 ××××(女子)「そんなこと知らないわー。見た感じ、最後の方で大分へばってたし…ただの人間だと思うよ。 」 ××××(男子)「いくらハンデを背負った相手とは言っても、あの兄ちゃんは『覚醒能力者』… 普通、ただの人間に負けるはずないよね? 」 ××××(女子)「そんなこと知らないわー。…ただ一つ感じたことは、あの人間を取り巻く者たちが『異常』だということ。そして、そんな者たちを味方につける彼もまた―――――『異常』の一つ。 」 ××××(男子)「ふーん… …よーするに、厄介者であることに変わりはないということだっ。(立ち上がる)……ちょうどいい、この街に『アイツ』を呼んでやろうよ。ついこの間も、"一国を沈めて"退屈そうにしてたしね。 」 ××××(女子)「そーねー… …まあ、『アイツ』にぜんぶ任せておけば私たちも後々楽ちんだしねー。厄介者の始末なんて面倒くさいしねー。 」 ××××(男子)「決まりだねっ♪…じゃあ、さっそく『餌』を捲かないとね。――――――――ふふっ♪この世には、『僕たち』以外の存在なんて不要なのさ。みぃんなまとめて――――――――― 」 ――――『アイツ』の餌食になっちゃえ――――― ――キュラリア・病院・メモリアの病室―― メモリア「(病室にてベッドの上でアコーディオンを磨いている)血の匂いが、染み付いてしまった・・・。 」 コン、コン… カララ…(病室のスライド扉の奥からノックの音が聞こえ、誰かが入室する) メモリア「・・・おや、これは、一体・・・?(アコーディオンを磨く手を止め、扉の方を見る) 」 玲華「こんばんは。(優しい笑みを浮かべながら部屋へ入ってくる)容態の方は落ち着きましたか? 」 結香「わぁー!メモリアお兄ちゃんこんばんは♪(玲華に続いて入ってくる) 」 メモリア「ええ、お陰様で・・・。(ぺこり、と玲華に会釈)どうも、こんばんは。(結香にも会釈) 」 玲華「結香ちゃん、ここは病院ですので静かにお願いしますね。(苦笑) はあ、それはよかったです。…失礼しますね。(ベッド付近のパイプ椅子に腰をかけ) 」 結香「あうぅ…ごめんなさい。(しゅん)メモリアお兄ちゃん、お怪我は大丈夫なの?今日はね、ボクと玲華お姉ちゃんでお見舞いに来たんだー♪(果物やお菓子(一樹からもらった)の入ったバスケットを見せ) 」 メモリア「ええ、どうぞ。(ニコ)あまり動けませんが、こうして安静にしているのなら特に問題無い程度にはなりました。(微笑む)おや・・・これはまた、色々と・・・。(果物やお菓子を見て、少し驚く) 」 玲華「そうですか…。回復は順調に進んでいるようですね、良かった…。(両手を胸元に添えて、メモリアに安堵の色を浮かべる) 」 結香「うんっ♪メモリアお兄ちゃん、早く元気になってね♪(にこにこしながらバスケットを棚の上に置いた)そだっ、メモリアお兄ちゃんが元気そうだったのをセルドお兄ちゃんたちに教えてあげよっ。またね!(颯爽と病室を出ていく) 」 ヒロ「レッツゴーコーディーランサームランサームランサーム…(キュラリア内を歩いている)…そういやメモリアってどこに入院してるんやろ… 」 メモリア「このまま無理をしなければ、特に問題も無いとの事です。(落ち着いた表情で)ええ、また・・・。(出て行く結香に軽く手を振る) 」 結香「(病院から出てくる)♪~♪~ ……?はれ~!ヒロお兄ちゃんだー♪(「おーい」と呼びかけ) 」 玲華「あ…帰りは気をつけてくださいね。(結香が出ていったのを確認し、ふぅと一息つく)……お話は今日、うちの学校の男子生徒からお聞きしました。なんでも、セルドさんとうちの生徒が競走をしていとか。それで、メモリアさんもそれに妨害の役として参加していたことも…。 」 ヒロ「…ん?(呼びかけに気づき結香の方へ)あ、ヤッホー、結香ちゃん!こんばんわー!(ニコッと結香に) 」 メモリア「ええ・・・見事に吹き飛ばされてしまいました。(苦笑いする) 」 結香「こんばんはー♪ヒロ兄ちゃん、散歩?? 」 玲華「(メモリアの発言を聞いて物苦しそうな表情を浮かべる)…その……まず、うちの学校の生徒が、貴方を傷つけてしまったことを…生徒代表として深くお詫び申し上げます。(メモリアに深々と頭を下げて謝罪する) 」 ヒロ「うん、散歩だよ!食べ歩き…とも言うかな! 」 結香「わぁ~♪ボクも食べ歩きしたいなぁ♪♪……あっ、そうだ!ヒロお兄ちゃん!メモリアお兄ちゃん、元気そうだったよ~♪ 」 メモリア「え、ええ…あの、えっと…別にいいですよ、そこまでしなくても。(謝罪に少し驚くが、笑顔で返す) 」 玲華「私は生徒会長なんです…生徒が犯したことは、私の責任でもあります。ましてや彼(一樹)は一般の人間とはかけ離れた異常な身体能力を持つ人…そうであるなら、私もちゃんと警戒しておくべきでしたのに…… 」 ヒロ「ん、一緒に行くかい?(ニコッと)あ、お見舞い行ってきたんだ!そうか、元気そうだったか!良かったぁ…! 」 結香「うんっ、もう行ってきたんだぁ~。昨日貰ったお菓子とフルーツをお見舞いで持って行ったんだ♪今は、玲華お姉ちゃんが病院にいるよ? 」 メモリア「既に過ぎた事・・・それに、私はこうして生きています、だから私はもう大丈夫ですよ。(にこ、と微笑み) 」 ヒロ「へぇ、玲華ちゃんが…じゃあ俺もお見舞い行こうかなー! 」 玲華「メモリアさん… ……。……私は… …貴方のことが心配でした…。初めてお会いした際も、お身体がよろしくなかったというのに…(メモリアと初めて出会った時のことを回想しながら、愁いの色を浮かべている) 」 結香「うんっ!きっとメモリアお兄ちゃん喜ぶと思うよ~! 」 メモリア「・・・私は大丈夫です、これぐらい、すぐ治りますよ。(心配させまいと笑顔を絶やさない) 」 ヒロ「そうだ、なんか持ってこうかな!この辺にデザートとか売ってる店あったっけ?(結香に) 」 玲華「(メモリアの笑顔を見て、それに応えるように、弱弱しくではありながらも…できる限りの笑顔を浮かべる)…では、また…(そっとメモリアの片手に自分の両手を添え、優しく持ち上げる)……お祈りです。(自分の額をメモリアの手に当てて、そのままじっとしている) 」 結香「ふぇ?うーんー…えーっと…でもヒロお兄ちゃん、この時間帯だともうどこのお店も閉まってるよ? 」 メモリア「・・・この祈りに、感謝を・・・。(玲華を見て、胸にもう一方の手を当てて一礼) 」 ヒロ「…(時計を見る)あ、そっか、もう深夜だもんなー…うーん、どうすっかなー、今持ってる中だと…あ、食べ歩きん時に買ったドーナツが余ってたような…(ドーナツの箱を取り出す) 」 玲華「……ス…(しばらくしてメモリアの手をそっと下ろし、柔らかい微笑みを見せる)無事退院なされた時には… ……今度こそ、メモリアさんの奏でる音楽をお聴きしたいですわ…。(そう言って立ち上がり、扉の取っ手に手を伸ばす)……また明日もお伺いしますね、メモリアさん。では、おやすみなさい…。カララ…(手をふりながら病室を出ていった) 」 結香「おおぉぉーっ♪♪(ドーナツの箱を見て目が輝き)…はっ、ブンブン そ、それはメモリアお兄ちゃんへのお見舞いに…だよ!えへ、えへへへ…(苦笑) 」 メモリア「ええ、今度こそは・・・。(去る玲華に軽く手を振り、ベッドに横になる)・・・しっかり、治さないと・・・。 」 ―――――コン、コン…(玲華が出て行った直後、また誰かがメモリアの病室の扉にノックする) メモリア「・・・おや、今度は一体・・・?(上半身を起こし、扉の方へと目をやる) 」 ××××(男子)「ガララー(勢いよく扉を開け、病室に入ってくる)はじめまーしてー、こーんばんは。……にこっ(初対面のメモリアを見て笑う) 」 ヒロ「そうだね!これメモリアにあげるか!…そして結香ちゃんにはこれをあげるよ!(さらにケーキの箱を取り出す) 」 メモリア「おや、・・・あなたは・・・?(見覚えの無い顔に、首を傾げる) 」 結香「えっ!?(ケーキの箱を見てびっくりする)い、いいの…??ヒロお兄ちゃん?(ヒロの顔を見上げ) 」 ××××(男子)「僕が誰かってー?そんなことはどーでもいいんだー。君、メモリアっていうんだ。廊下のネームプレートに書いてあったからすぐに分かっちゃったよ。…てか、うっはぁー…すごい怪我だねー。そりゃあそうか、なんたって【覚醒能力者】(イヴォーカー)の攻撃をその身に受けたんだもんねー。そうなるのは当然だねー、ははっ♪ 」 ヒロ「うん、いいよ!(ニコッと結香に) 」 結香「うわぁ~♪ありがとーっ♪♪嬉しいなぁ~♪(ケーキの箱を貰って小躍りしている) 」 メモリア「覚醒・・・能力者・・・?(言ってる事も、誰かさえも理解できていない) 」 ××××(男子)「(メモリアの様子を伺いニタリと嗤う)その様子じゃー…なぁーんも知らないって感じだね。いいさ、いずれすべて知ることとなるんだし。今更君に全てを語ったって仕方がない。……なあ、メモリア、昨日、どんな、気分だった?友達の為に何かしてやりたいとは思いながら、無力な自分には結局何もできやしなかった、それ、どんな気分だった?(少年らしからぬどす黒い邪気を含んだ笑みがメモリアを凍てつかせる) 」 ヒロ「いやー、そんな喜んでもらえるとこっちまで嬉しくなっちゃうなー!ハッハッハ!!(高笑いする) 」 メモリア「・・・私はどこまで行っても無力だ、一介の一般人には力なんてありはしない、それを理解した上での行動・・・覚悟なんて、できてました、結果は・・・まあ、見ての通りです・・・。(背筋を通る冷たい感覚に目を逸らしながら、答える) 」 結香「ヒロお兄ちゃんって優しいんだね!本当にありがとう♪…はぅ、そろそろ眠くなってきたし、ボク帰るね!またね、ヒロお兄ちゃん!(ケーキを箱を抱えて走っていく) 」 ××××(男子)「ニタァ… …そうでしょ、そうでしょ?覚悟を決めた君の雄姿に人々は称賛するだろうね。でもね、能力者相手からすればそれは単なる「愚行」でしかないんだ。弱ければ何もできない。護りたいものがあるこそ人は強くなれると綺麗事を吐くようになった世の中だけれども、結局は"力"がなきゃなーんにもできないんだ。そうだろ?…あの時、もし君に"力"があったなら?今頃どうなっていたのかな?あっははは♪ 」 ヒロ「お、そっか!お休みー!(手を振りながら結香に)さて、そろそろメモリアのお見舞いにでも行くかな…(病室に向かっていく) 」 メモリア「力・・・私に、力が・・・あったら、・・・。(黙り込む) 」 ××××(男子)「カシャ♪(いつの間にかスマホを取り出し、メモリアの表情をカメラに収めていた)いいね…その顔…!力を渇望するその表情(かお)!!いいね!♪でも安心していいんだよ。何故なら、明日から君はもうそんな煩わしい気持ちを抱かずに済むんだから。(スマホをポケットにしまい、背を向けて両腕を広げる)今、この瞬間、世界の何処かで新たな"力"が誕生している。"力"に覚醒した人間は…人間という領域を超えて、ある一種の存在にへと進化を遂げる!君も今から、開花するんだ…!喜べよメモリア!!!――――――――明日から君も覚醒能力者(僕ら)の仲間だ―――――――(振り返った時には、その両目は真っ赤な血の如く、歪な光を怯えていた)」 メモリア「え、え・・・?私・・・も・・・?(あまりにも多く、唐突なその言葉に、わけもわからず。) 」 ××××(男子)「とりあえず――――――――――寝ろ。 」 ―――――バシッ!!(何者かがメモリアのうなじに衝撃を与え、メモリアを気絶させる) メモリア「うっ・・・―――。(意識が途切れ、そのままベッドに伏す) 」 ××××(女子)「(窓から侵入し、メモリアの背後を襲った)…んで、『餌』捲きは終わったの?(男子に) 」 ××××(男子)「ちょうど今、ね。ふふっ…この子がいったいどんな能力に目覚めるのか…楽しみだね。 」 ××××(女子)「この街にこれだけの覚醒能力者(イヴォーカー)がいれば…『アイツ』は必ず釣られてやってくる。ここが滅ぶのも時間の問題ね。……行くわよ。バッ(窓から飛び降りる) 」 ××××(男子)「へいへい…(窓に手をかけて、メモリアの方へ振り返る)…いい夢見ろよメモリア。これからその夢が"現実"になるんだからね。…バッ(飛び降りる) 」 ヒロ「…あー、エレベーターがなかなか捕まらなくて遅くなってしまった…!(××××達が飛び降りてしばらくして病室に入ってくる) 」 ヒロ「…しまった、ノックしてなかった…あ、寝てたのか…じゃあ、これだけでも…(ドーナツの箱を病室に置く)…じゃお大事に、な…(メモリアに語りかけるように病室を去る) 」 …何も無い、まっさらな空間に、ぽつりと一人、取り残された子供。 近くに、同じくして取り残されたような、綺麗なアコーディオン。 子供には重過ぎる、一人という現実と、アコーディオン。 寂しさを紛らわせる為に、つたない演奏でも、するしかなかった。 ただ、ひたすらに、演奏するしかなかった。 認めてくれる人も、褒めてくれる人もいない。 …空虚だ、ああ、…空虚だ。 何も無い。・・・私には、何も無い・・・。 メモリア「・・・!!(がばっ、と病室のベッドにて起き上がる。)夢・・・か、・・・久しぶりに、昔の夢を見た・・・。 」 病室に、風が吹き込んでくる―――――――― メモリア「・・・一人、・・・か。(吹き込む風に、身を震わせる)・・・寂しい。 」
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/888.html
オルガー「♪~♪~(某喫茶店でコーヒー片手に優雅(?)なひと時を過ごしている)……………やべえ財布忘れた ( ˙-˙ ) 」 レオネ「(財布をくわえた猫をくわえた犬を抱いて喫茶店の前をうろつく)(どうしようこれ…可愛いわんにゃんこかと思えったら厄介なもん拾っちまったじゃねーか、どうしようこれ) 」 オルガー「ぃ、いや…!忘れたんじゃねえ…!持っていたはずだ!ガサゴソガサゴソ …………んなあぁーーーーい!困ったさあどうしよう。部下でも呼ぶか、それか―――――――――あ ( ˙-˙ ) (財布をくわえた猫をくわえた犬を抱いたレオネが視界に入る) 」 レオネ「おっとぉ、目が合った瞬間点目になる古典的な野郎発見(財布をくわえた猫をくわえた犬を羽交い締めにしながらオルガーに歩み寄る)まあそんな上手い話ないと思うんだけど、あんた、財布落したりしてないか 」 梓「(いつもの赤い着物を纏い街を闊歩)さきほどのぬこはどこへ行ったのでしょうか・・・?あのかわいいぬこ・・・・・あ、さっきのぬこ。(犬に加えられている財布を加えた猫を見て) 」 オルガー「 オ レ ノ サ イ フ (ガシャアアアァァァァンッ)(喫茶店の窓ガラス突き破りレオネの前方に転がりこんだ)そうだ、俺んのだ。身分証明書も入ってる。誰だが知らんが拾ってくれてありがとな。(立ち上がる) 」 レオネ「拾ったはいいけど修理代やらで早速すっからかんになんぞお前!(ドン引き)…ふーん……さっきの身分証明書…アンタお役人かい 」 オルガー「……ノ)゚Д゚(ヽ ……大丈夫だ、問題ない( ˘ω˘ ) フッ っとぉ、見られちまったか。おうそだ。 」 梓「ぬこ~(レオネに歩み寄る) 」 レオネ「(あれ、さっきの猫がどっか行ったな…尻尾が二股なんて相当珍しいのに勿体ない事したか) 開き直り早ぇよ(手刀突っ込み)(顎に手をあてまじまじとオルガーを観察)…成る程、鍛えてるな。本物のようだ 」 梓「あら、行ってしまいましたか・・・・残念。 」 オルガー「てへぺろっ☆(・ω ) おうおぅ~…何見惚れてんだよ譲ちゃん~、なんだったら触ってもいいんだぜ~??てか嬢ちゃんいくつだよ、見た感じ大学生って感じだけどよー。(2828しながら) 」 レオネ「んー、なんだあんたあの猫の飼い主か?ありゃどうなってるんだ、尻尾が枝分かれしてる猫なんてフィクションでしか見ないんだが、線路をバスが走ってるぐらいの違和感がだな デスクワーク派のお硬い野郎相手じゃ話になんねーなって思っただけだよ、丸眼鏡かけて出直せ(肩を竦める)んまー一応はそんなとこかな 」 梓「あ、いえ・・・・偶然見かけたのであやしていたら、急にいなくなったので・・・。(レオネに) 」 オルガー「オワアアアアァァァァァァ!!!!!('ω') くそっ、踏んだり蹴ったりだ!もういいから財布返して……てか財布なくね?ないよね?あの猫何処行ったオワアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!('ω') 」 レオネ「あ、なんだ野良か…惜しい事したな、持ち帰ってなでこなでこすりゃよかったかね(目を伏せ溜め息) OH…さっさと取らないから、財布を拾うって心の中で思ったなら既にポッケに納めるぐらいの心持ちでないとなぁ~ 」 オルガー「嬢ちゃん頼むよ~、またあの猫拾って来てくんね?なんかやるからさあ~。(手を合わせて) 」 梓「ぬこ・・・・(悔恨)あ、ところで~・・・何故喫茶店の窓が割れているんでしょう?先ほどの財布と関係が? 」 レオネ「なんかやるー?(頭をボリボリかきながら一考)…いいや、駄目だね。『なんでもする』なら考えない事も無いよ、生憎、職に困っても物には困っちゃい無いんだ(含みのあるような言い方をし) ……き、季節外れのサンタでも紛れ込んだんじゃないかな! 」 オルガー「シィィィィィイ シャラップだ嬢ちゃん。それを言うなあー(険悪な顔で梓に詰め寄る)ぐッ… ……わぁーったよ…なんでもするよお!!お願いだお願いします! 」 梓「季節外れのサンタ・・・・何かの暗号ですか(汗)まぁいいでしょう・・・(深く考えないようにした) 」 梓「わっ!(詰め寄られ驚く)ん? 」 ブラックサンタ「暴れん坊の~サンタクロ~ス~♪ クリスマス過ぎたのにやってきた~♪ オラ、オラオララッ!オラ、オラオララッ!ブラッディなプレゼントを持ってきてやったぜ庶民共ォォォォーーー!!!!!ズダダダダダダダッ(ガトリングを連射しながら現れる) 」 レオネ「よろしいよろしい、うん実に結構!(にっこにっこ)…さっき身分証明書チラッと見たんだけどさ、あんた特別対策係第2班の連中だろ 」 オルガー「(くそがぁ…!)……!テメ…知ってんのか―――――――――あ゛?(レオネに詰め寄ろうとした時銃声のした方へ振り返る) 」 レオネ「以外!それはその血の記憶ッ!(猫じゃらしをふり歩きながら)名前でしか聞いた事ねーんだけどな、実際会った事もなければ交戦した事も無い。ただちょいと好奇心程度に興味はあってね 」 ブラックサンタ「オララララッ!!……んお?お前らにも、プレゼント持って来てやったぜおらあああァァァァ!!!!ズダダダダダダッ(レオネたちに向けてガトリングを乱射) 」 オルガー「結構名が知れてんだな俺のとこ… つか、交戦ってお前…俺達はエージェントじゃねえんだ。平たく言や、街の治安を守る正義のヒーローという…あー…ちょっと待ってろ。(会話から離脱しサンタの方へを振り返る)――――――― ス キ ャ ッ (スローモーションで吹き抜ける銃弾を目視し、レオネと梓に向かって撃たれた弾を手刀で一斉に叩き落とす) 」 レオネ「げえっ…!?待て待て何の冗談だこりゃ、噂をすれば影なんて言葉があるが百歩譲ってもあんなのは……ビューティフォー(早業を目の当たりにしスコアを表示) 」 ブラックサンタ「ヒャハハハハハ!!!メリィークリスマスだぜおらァ!!………!??(銃弾を叩き落とされたことに気づいておらず、それよりも撃ち込んだはずの標的が倒れないことに驚愕している) 」 梓「―――――!(オルガーの妙技に目を見張る)・・・ありがとうございます。おかげで助かりました。 」 オルガー「…あー…やっぱ前言撤回、財布はいいや。代わりに……シ ュ ン ッ ――――――(一瞬でサンタの頭上に移動し、掌を構える)―――――ズ ギ ャ ア ァ ッ ! ! ! (そのまま掌底で押しつぶす) 」 ブラックサンタ「くそ…!何で死なねえんだあいつら!!もう一度ブチ込んでやる―――――――ズ ギ ャ ア ァ ッ ! ! !(オルガーの一撃で地面にめり込みそのままピクリと動かず気絶した) 」 レオネ「(豪快だが動きに無駄が無い…持ち前の身体力と落下時の加速、重い一撃だ…良いセンスしてる)おや、財布なんぞの代わりになるもんでもあるのか(腕組みし笑みながら) 」 オルガー「(着地しサンタの懐を無造作にあさる)…ツケはこいつに払ってもらう。(サンタの財布を手に取る)ひょー…結構入ってんなあ。(ぉ 」 梓「(賛美の拍手) 」 レオネ「(金づる逃がしちゃったな…まあいいや) G J ! 」 オルガー「…けどよ(レオネの方へ振り返る)一度口にしたことは責任あんだ。財布はもういいが…何でもいうこと聞くってのはぁー…特別だかんな。(ボサツいた髪を掻き毟りながら) 」 レオネ「えっ?ああいや…別に財布は見つけてやれなかったんだしそりゃフェアじゃねーだろ(頭をかきながら目を反らし)…でもま、駄目元で頼んでみっかな… 」 オルガー「まあ、なんだ、細けぇーことは気ぃすんなよ。ちょいまってな。(喫茶店に入って清算、弁償代金を払ってくる)…おまちー。あ、その前に名乗った方が良さそうだな。俺はオルガー。お前も承知の通り、政府に勤めている。階級はー…まあ、それはいいだろ。とにかくよろしくな。(ニッと笑い、握手を求める) 」 レオネ「(修理代はどうしたんだろう…)んおお…ああ、よろしくなオルガー(ニッと笑み手を握り返す)私はレオネ、さっきは大学生って言っちまったけど、フリーの傭兵稼業をやっている 」 オルガー「(あっぶねー…代金ギリギリだったわ。ここで金が足りねーことになったら格好つかなかったなぁー…)レオネってのか。は、お前が?はぁ~…人ってのは見かけによらねえんだなぁ~~~!(腕を束ねて驚いた顔を浮かべる)…しかしまあ、ただの嬢ちゃんじゃねえってのは薄々感じてはいたんだけどなぁ。そうかぁ、傭兵かぁ~~~。(うんうんと頷く) 」 梓「ふ~ん、二人とも戦いを生業とされる方々なのですねぇ、道理で・・・・。(二人を見て) 」 レオネ「見るからに傭兵ってなりしてたらガキがビビっちまうだろ(けらけら)…でもま、傭兵なんて単身フリーでやっててそれ相応に実績がねーと仕事も回ってこなくてさァ(苦笑)…そこでどうだろうオルガーよ…––––戦力、多いに超した事ないんじゃねぇかな 」 オルガー「おっと悪ぃ、お前も怪我なかったか?ははっ…(苦笑しながら梓に)おいおい、俺なんてこの普段着でガキから逃げられんだぜ?たまらんわぁ~。……なんだお前、ウチんとこに来てェのか…?(傾げて) 」 梓「はい、御陰様で。この通り怪我一つありません(ぺこりとオルガーに) 」 レオネ「そういうお前も現場慣れしてるだろ、眉一つ動いてなかっただろ(汗笑) ジョーダン、それはそれで不便なんでさぁ…そこで…だ、私の腕を買ってみないか 」 梓「いえいえ、わたくしなど・・・足がすくんで身動き一つとれませなんだので・・・・。(薄く笑みながら) 」 オルガー「ははっ、そりゃよかったよ。今日のことで俺に惚れてもいいんだからな?(ぇ(梓にニシシと笑う)ろっとぉ…そうはいかねえか、やっぱ。(苦笑)…ふん、お前を、か……。……。……。……ズイッ(互いの鼻が接触するかしないかまで顔面を詰め寄せる)…おもしろい。お前の腕前、俺も気になるしな。 」 梓「ふふふ、その誘いは少々遅かったですね。すでに、お慕いしている人がおりますので♪ 」 レオネ「そういうのを『全く微動だにしない』って言うんだろ(苦笑) (距離が限りなく近くなっても薄く笑んだまま腕を組む)…おお、案外スマートに話が進むじゃん。前金はいらねーぞ、折角興味を持ってくれたんだ、実際品定めしてから値打ちを決めてくれりゃ良い 」 オルガー「くあぁぁ~~~ッ!!!チキショウゥ!! ダンダンダンッ(梓の前で地団太踏む)まあなー…実のところ、こっちも優れた人材が欲しかったところだ。目星をつけている奴はいるんだが…そいつぁなかなか乗ってくれなくてなぁ…(クラッドの像が脳裏を横切る)まっ、今はお前がいてくりゃそれでいいわ。(笑いながらフードごと頭をわしわし撫でる) 」 梓「ふふ、面白い表現をなさいますねぇ。(レオネに無邪気な微笑みを見せて)きっと、もっとよい方が見つかりますよ♪(オルガーの反応を見て愉しんでる)」 レオネ「金と仕事と履歴書の内容に困ってねーんだろ、こちとら生活が掛かってるんだからな…っと、…ちょっと、いきなり馴れ馴れしくねーか(ジト目) …(さっきの相手、私は勿論だがこいつも単身でどうにかできたろうな…いや、あれじゃー物差しにすらならねーだろうし、とにかく底が知れない…) 」 オルガー「金んことは心配すんな。( 説 得 力 皆 無 )仕事はー…ああ、ここで言うのもなんだしな。(そう言うと胸ポケットから煙草のパックを取り出し、中から煙草と名刺を抜きだす)ほれ。気が向いた時にいつでもかけてこい。(名刺には、覚醒能力者(イヴォーカー)特別対策係第2班 班長――――『オルガネット・コルスター』 そして電話番号が表記されている)シュボ…(煙草に火をつけて銜える)レオネ…だったか。俺んとこについて来るってことは…そんだけ覚悟はしとけよ。ブワサッ…――――――想像以上に骨折れんぜ。(コートを靡かせながら踵を返し、煙をふかしながら猫背で去っていく) 」 レオネ「……いいや、どうも人間わかんねーもの程気になるもんなんだなって思っただけだよ… ハッ…覚悟の上だっての、そんぐらいのヤマじゃなきゃ手柄にすらなりゃしねェ(クツクツと笑みながら踵を返し歩いて行く) 」 ――カガリ宅・リビング―― ニシル「ふぅ…なんとかクランチチョコは完成しました…。(エプロン姿で大量の手作りチョコを前に一息つく)えと、あとはケーキだけ、かな……!」 カガリ「(湯上りなのかタオルを肩に掛けたまま部屋へ入ってくる)この非常時に悠長なことを… だが、うん…悪くはない香りだ。」 ニシル「わっ… あ、カガリさん…。(突然の登場にびっくりする)えへへ…それはそうですけど、明日はバレンタインですし… みなさんにお会いするかもしれないので、せっかくだがら…(〃・v・〃)」 カガリ「…友達が、できたのか……『嫁』よ。(椅子に腰かけ真顔で問いかける)」 ニシル「…はい……って、あっ…/// かっ、カガリさ…!// だからその呼び方やめてくださいってば…!////(赤面)……ここへ来てから、たくさんの方々と知り合って…いつのまにかいろいろと助けてもらったり…――――――大切な人が、たくさんできました…。(両手を胸にそえ、優しい微笑を浮かべる)」 カガリ「ふむ…ここへは友達づくりに来たわけではないが… お前に友や仲間と呼べる人が増えることは喜ばしい事だ。良い関係を築いていけ。……その中には、あの青年もいるのか。」 ニシル「えと…せ、セルドさんのことですか?は、はい…!ほっ、他にも…いろんな方がいて……(ぎこちなく手を動かし)」 カガリ「ほーぅ…あの青年とまだ関係が… いやそれよりも、お前が男と打ち解けられるようになったことが驚きだ。(目に興味の色を浮かべる)」 ニシル「ふえっ…!?あ……そ、そうですね… 私も、おどろき、です…。初めはみなさん、やっぱり怖かったけど… あの、不思議なんです……心は緊張しているのに、でも、何故か…落ち着くような気がして……(目を反らし片手を頬にそえる)」 カガリ「多くの人と出会うことで変わったのか…見事な成長だ。お前を別行動させておいた甲斐があったのかもしれないな。…ならば仕方あるまい。明日、その感謝を抱いてまた会ってくるんだな。」 ニシル「……!…はいっ…♪(笑みを零す)」 カガリ「(ニシルの笑顔に釣られて鼻で笑った)もう気にせず作れ、嫁よ。(緑茶を淹れる)」 ニシル「も、もうっ…/// それはダメですって…うぅ……(恥ずかしい表情を浮かべる。板チョコを手に取って大まかに割りボウルに入れていく)」 カガリ「スス…(一口含み、横目で彼女の作業を覗き込んでいる)…我が嫁は手際が良いな。お前もそう思うだろう。(机上のとてもとても小さい小熊に語りかける)」 小熊「コロコロン…(少し大きいマグカップの傍でごろごろしている)……?(ニシルの作ったクランチチョコに気づき、てちてちとその方向へ歩く)」 ニシル「うぅ… カガリさんってば…///(チョコを湯せんで溶かしていく)あ、まぐ君…食べちゃダメだよ?(別の大きなボウルに卵黄と砂糖を入れて混ぜ合わせる)」 小熊→まぐ「まー…?(クランチチョコを前につつきながら傾げて、マグカップの中へ入り込む)」 ニシル「あとで、ハチミツで何か作ってあげるからね。(まぐに微笑む。そのボウルに先の溶かしたチョコを入れて更に混ぜ合わせる)」 カガリ「いつもに増して本気だな、嫁よ。まあ私以外の人間に振舞うのならそうだろうが… フフッ…これが恋する乙女という奴か…。」 ニシル「ふわわっ…!!(手を滑らせる)な、何言って…!/// 私は別にそんな……(顔を赤らめながらぶつぶつ呟き、出来上がった生地をシフォンケーキの型に流し込む)」 カガリ「(表情はいつも通り硬いものの目は笑っているように見える)………。(それに、楽しそうだな…。)」 まぐ「すぅ……すぅ……(マグカップの中で静かに眠りについている)」 ニシル「あとはオーブンで焼いて…冷ましてから粉砂糖をまぶして… いろいろトッピングしなきゃ… ふぅ…」 カガリ「…お前が微笑ましいな。(まぐの頭上を人差し指で優しく撫でながらニシルに呟く)」 ニシル「ふぇ…?(振り返る)」 カガリ「……お前は、私の経験し得なかった青春とやらを…ちゃんと謳歌しているのだな…。お前を見ていると、もしかしたら私にもこういう一瞬があったのかもしれないと思うよ。」 ニシル「カガリさん……(改まった表情で向き合う)」 カガリ「(ふっと鼻で笑う)………あとで茶に合うチョコ菓子を頼む。(そう言い部屋を出ていく)」 ニシル「…はいっ、任せてください! ……。」 ―――私は、カガリさんがいなかったら、今日まで生きていけなかったと思います。だから…貴女と出逢えたことも、私はとても嬉しいですよ。――― 玲華「(いつも通り、いつもの喫茶店で、いつものパンプキンケーキと紅茶を含みながら優雅に読書している)…フフッ、今日はいつもに増して、街が賑やかですわね。 」 メモリア「今日は賑やかだ・・・けど、皆何かに忙しいのか、収支が少ないなぁ・・・(帽子の中に入ったチップを数えながら、歩いている)まあ、貰えるだけ感謝・・・ですかね。(サッ、と中身を財布に詰め込み、帽子を被る) 」 玲華「ブル… ん…(そろそろ冷えてきましたね… 今日はこのへんにしましょうか…)(紙袋を持って清算を済まし喫茶店から出てくる。その時、やってきたメモリアとはち合わせになる)あら… メモリアさん。(そっと声をかけ)」 メモリア「あ・・・どうも、西園寺さん。(声をかけられ、帽子を手に取り軽くお辞儀)」 玲華「こんばんは。…今からお帰りですか…?(若干傾げるように)」 メモリア「あ、ええ・・・今日は客足も悪いですし、引き際かなと・・・。 」 玲華「そう、ですか…(同情するような顔を浮かべ)……そうだ、もしよろしければ…一曲弾いてもらえませんか?私まだ、メモリアさんの音楽をお聴きになっていないので。(微笑み) 」 メモリア「・・・では、一曲・・・リクエストは? 」 玲華「そうですね…では、ボサノバをお願いします。お気に入りなんです。(フフッと笑みを零してその辺のレンガにゆっくりと腰掛ける) 」 メモリア「ボサノバ・・・ですか、頑張りますね。(アコーディオンをケースから取り出し、そこらのベンチに腰掛けてひざの上に乗せ、後付けされたようなスイッチを数個押す) 」 玲華「(ふふふと優しい笑顔を浮かべながらメモリアの準備を眺めている)」 メモリア「(ガチャガチャッ、とアコーディオンから機会音が鳴り、少し間を置いてから左手を鍵盤に添える) 」 玲華「(メモリアがアコーディオンに手を添えたのを見て静かに見つめる)」 メモリア「では・・・。(奏でるは『ハウ・インセンシティヴ』指が鍵盤に触れると、アコーディオンからアコーディオン以外の音色が聞こえる) 」 玲華「……!(あら、この曲は確か… ああ、私も何度か聴いたことがありますが…この音色はまた違って良い…)(静かに瞳を閉じ、満足そうにアコーディオンから流れる音色に身を委ねている) 」 メモリア「(落ち着いた様子で、アコーディオンを奏でている、音色もしっかりと合っている)(やっぱり、こうしてこのアコーディオンを奏でている時こそが、一番落ち着ける・・・) 」 玲華「♪~… ……?(メモリアの奏でる音楽に合わせて静かに揺れている最中、彼の表情を不思議そうに窺う)……フフッ…(何に気づいたのかは分からないが、そっと笑みを零した) 」 メモリア「(そうさ、これは私の全てだ、だから私はこれが一番であって、当然なんだ・・・)(落ち着いた様子で曲を奏で続ける、その表情は、どこか悲壮を秘めた。) 」 玲華「……(メモリアさん……?)(繊細な変化に気づき若干首を傾げる)」 メモリア「(そうだ、これさえあれば、家族も、何もいらない・・・これが、これがあれば、・・・これだけしかない、私にはこれだけしか無いんだ・・・なら、何の為に生きて何の為に死ぬ・・・?)(演奏の手は全くぶれないが、その表情は段々と曇っていく) 」 玲華「……(…これが、メモリアさんの音楽… とても心地よくて、素敵です… …けど……)(両手を胸元にそえ、曇り往く彼の表情を心配そうに見つめる) 」 メモリア「(解らない、解らない・・・私は一体、何の為に生きているんだ・・・日銭を稼いで何も変わらない日々を過ごすだけ?そんな事の為に・・・?)(アコーディオンを支える右手がにわかに震える、鍵盤を押す左手は全くぶれずに曲を奏でている) 」 玲華「(……でも…―――――)……あの…メモリアさ―――― 」 メモリア「(・・・どうして、自分は生きているんだろう、理由もなく、どうして・・・。)・・・ビクッ!!(声をかけられ、驚いて鍵盤を数個同時に押してしまい、けたたましい不協和音が鳴り響く) 」 BGM♪ 玲華「(落ち着いた物腰で真剣な眼差しを見せる)……メモリアさんの奏でる音楽…とても、素敵でした。こんな素晴らしい曲を、私の為に弾いてくださったのもとても感謝しています。私はもう、満足です。…ですがメモリアさん、どうして…そんな顔をなさるのですか…。(ゆっくりとたちあがり少しずつメモリアとの距離を縮めていく) 」 メモリア「・・・ああ(自分の表情が強張っているのがなんとなく理解でき、平常に戻す)いえ、別に何でもないですよ。(笑顔を作り、返事する、どこかぎこちない) 」 玲華「…何でも―――――何でもないわけが…!!!(メモリアの発言に対し、急に声を荒げてしまう)……!…ごめんなさい……。(軽く頭を下げ) 」 メモリア「・・・!(上がる声量に、驚いて目を丸くする)い、いえ・・・。(頭を下げられ、つられてこちらも頭を下げる)・・・何でもないです、あまり気になさらなくて大丈夫ですよ・・・。 」 玲華「…わかり、ました…。(そう言い、メモリアの隣のベンチに腰かける)……。……。……私は、生まれてからずっとこの街で育ちました。(長い沈黙の後、それを打開するように呟く)いろんな方々と出会い、外から来る方々たちとも出会い、ここで出会うすべての人たちの顔を、私は今でもはっきりと覚えています…。みな誰もがいろんな『顔』を持っていて…その中には人には見せられない、見せたくない『顔』があることを…その方たちから学びました。」 玲華「私はまだ…メモリアさんの本当の『顔』を知らない。でも、いつかお互い…本当の『顔』で向き合えられたら… きっと…そこには素晴らしい何かに気づけると思います。(目を伏せて優しい表情を浮かべる)」 メモリア「・・・。(本当の、『顔』・・・。)・・・。(何とも言い得ぬ、愁いと迷いを帯びた表情で下を見ている)」 玲華「演奏家は…(そっとメモリアの右手に触れる)…聴く側と演奏する側の波長を合わせることも大切なのですよ。(大人な表情でメモリアと向き合う)…また今度… 今度は、貴方の本当の音楽をお聴きしたいです…。 」 メモリア「・・・波長を、合わせる・・・。(空っぽの、何も無い瞳で玲華を見る)」 玲華「メモリアさんになら…きっと… ……ああ、そうだ。お礼というのも何なのですが…(高価な雰囲気を漂わせる紙袋を手に取り、それをメモリアに差し出した)今日は…セント・バレンタインデーということで… その、手作りではないのですが…もしよろしければ。」 メモリア「・・・バレン、タイン・・・?(きょとん、とした表情で、首を傾げる) 」 玲華「あら…もしかして…ご存知なくて?まあ…♪(面白そうに笑う)そうですね…何と言ったらいいかしら… えー、女性から男性へチョコレートで愛を伝える日のことですが…今では、"大切な誰かに愛を伝える日"とも呼ばれています。 」 メモリア「愛・・・。(・・・何だろう、ピンとこない・・・。) 」 玲華「まあ、"愛"といっても…いろいろな観念があるのですがね。(くすりと魅惑的な笑みを含んで)私はもう、メモリアさんからいただいたものがありますから。(くすくすと笑いながら立ち上がる)楽しい一時はあっという間ですね… もう冷え込んでくる頃ですし、今日のところはこの辺にいたしましょう。…ありがとうございました、メモリアさん。(深々とお辞儀し、優雅な足取りで街の中へと消えていった) 」 メモリア「・・・さようなら。(軽く手を振る)・・・チョコ、か・・・こうやって受け取るのは初めてだし、愛・・・解らない、・・・駄目だな、知識が浅い・・・私も勉強不足か。(アコーディオンをケースに仕舞い、それを抱えて歩いていく) 」 フォックス「なんか遊撃隊の仕事してたらミズオっぽい何かが超新星爆発の中を優雅に散歩してたからびびった。」 ファルコ「そうめんみたいなもんだぜ。」 ウルフ「超新星爆発がそうめんとかお前にとって何がそうめんじゃないんだよ…。」 ニシル「(大きな紙袋を両手にぎこちない足取りでやってくる)うぅ…寒いなぁ… (もう日にち過ぎちゃったけど…みなさんいるかな…。) 」 フォックス「ファルコのそうめんネタによってライト層のスマブラユーザーは一気に勘違いしちゃったからな……俺達の新作で敵が本当にそうめんだったらどうしようかと考えちゃうよ。だから今作のスマッシュアピールでは不参戦のウルフ!ここは一発「モヤっとボールみてぇなもんだぜ」的なの言ってくれよ! 」 ウルフ「ヴィジャアアン!!(横B、ウルフフラッシュでフォックスにメテオ)」 フォックス「ヴォアアアアア!!!(バースト声でニシルの目の前にメテオで振ってくる)や、やぁ…ニシルさん、お久しぶり……(所々包帯巻いて立ち上がる)」 ニシル「(あ…この声、何処かで―――)―――ほわあっ?!!(びくんと飛び跳ね仰天する)え…あ……!ふぉ、フォックスさん…!?だっ、大丈夫ですか…??(汗(フォックスのもとへ駆け寄る)」 ヒロ「(ボールを投げ上げながら歩いている)」 フォックス「平気です。単位なんで(は?)ニシルさんこそ大丈夫ですか?あたってない? 」 ニシル「(た、たんい…???)(傾げる)ふぇ…?あ、や、大丈夫ですよ。(苦笑しながら)あ、ヒロさん。(ヒロを発見して)」 フォックス「OK。衝撃波でダメージくらっていると思ったけど大丈夫みたいだね……散歩中かい?そうめんってどう思う?? 」 ヒロ「…あ、二シルちゃん!…元気だったかい?(二シルの方を向く) 」 ニシル「えっ…あ、え…??(困惑)散歩…ではないですね。そ、そうめんはとっても美味しいと思いますっ…!夏場には欠かせないですよね。(えへへとはにかむ)あ、はいっ…元気ですよ。(にこりと笑む。もうヒロに対する抵抗は消えているのが窺える)…そ、そうでした…!実は、みなさんに… その…バレンタイン、ということで… あの、もう過ぎちゃいましたけど…(もっていた大きな紙袋を見せて) 」 ファルコ「あ~~~、ニシルのニが漢字の二になってるゥゥwww(ヒロに)」 ウルフ「だまれトリ」 ヒロ「だまれトリ(便乗)……ん?…バレンタイン・チョコかい!?(ニシルに) 」 フォックス「凄いね、無茶ぶりに答えてくれた。バレンタイン!いいねぇ、俺達むっさくるしい生活しているからこういうのがあると華やかで嬉しいよぉ~(既に貰う気満々) 」 ニシル「あ、ウルフさんに…ソノタさんも…!よかった…(ほっと一息つく)あはは… あの、お口に合うかどうかは分かりませんが…よかったらどうぞ。(そう言ってクランチチョコとチョコのカップケーキが一緒に入った小さな袋を取り出し、それぞれ全員に配っていく) 」 ファルコ「なんでソノタネタ覚えてんだよこの娘!!おかしいだろ!!!俺ファルコだから!!!でもありがとう!!!!!うれしいよ!!!!!!! 」 ヒロ「…お、ありがとうな…(チョコを受け取る)…じゃ、早速いただこうかな!(チョコを食べ始める) 」 ウルフ「うるせぇ!その「!」マーク多すぎだろ!削れ!そうめんみてぇな文章しやがって!……しかしまぁ、どうして俺達の分まであるんだ。久々どころか永久に会う保証なんざなかったのによ(チョコを受け取って苦い表情) 」 フォックス「よっしゃあ!チョコレートゲットオオオオ!クリスタルなんてもう目じゃないね! 」 ファルコ「アッソイヤッ! 」 フォックス「アッドッコイ! 」 ウルフ「アッヨイヨイヨイ…(やる気0) 」 ニシル「ふぁ!!?…そ、ソノタさん…じゃないのですか…?わわっ、ごっ、ごめんなさい…!!(ファルコに申し訳なさそうに頭を下げる)そんな… えと…だって、あの時(前回の買い物)みなさんにいろいろ優しくしてもらったですし…感謝したいなぁー…と思って…。(手をぎこちなく動かしながらウルフに)あ…ど、どうぞ。(ちょっぴり恥ずかしそうにヒロに) 」 セルド「(はぁ、今日も寒い…猫いないかな……)(従業員のobachanたちからもらったチョコを紙袋に入れ、偶然通りかかる)おっ……よう、みんな。(ふと足を止めて声をかける) 」 ニシル「ぁ…あはは…よ、喜んでもらえてよかったです…(苦笑) 」 ウルフ「優しくしたんじゃねぇ。ありゃ客商売だからそうしたんだよ(露骨に不快な表情を取りながら、頭部の毛を爪先で掻く) 」 フォックス「ファルコ、この人からモテ男臭がする。ブラスターの準備はできているか? 」 ファルコ「俺のも連射型に変えた。準備OKだぜ(狐と2人でセルドに銃口つきつけまくってる) 」 ヒロ「……うん、美味しい!(ニシルに笑顔を見せる)…お、セルドじゃないか(チョコを食べながら声をかける。更に2人に便乗してセルドにドスを突きつける。…ちなみにこいつもリア充) 」 ウルフ「おめーら仮にもスターフォックスの主役サイドでしょーがァァァァ!!しまえ!その銃しまえ!!! 」 ニシル「……!…そ、そうでしょうけど… …でも、ちゃんとお礼したくって…!…それに…なんとなく、ですけど… またみなさんに会えるような気がしてて…(俯き気味にウルフに)ピョク…(セルドの声に反応し、恐る恐る振り返る)……!…セルドさん。(淡く白い吐息を漏らしながら挨拶する) 」 メモリア「何故単語一つの為に、書籍をこんな買わないといけなく・・・はぁ・・・。(焼き鳥串の入った袋から一つ焼き鳥を取り、それを食べながらもう片方の手にぶら下げてる本が幾つか入った袋を見てため息をつく) 」 ウルフ「けったくそ悪いぜ……まぁ貰えるもんは有難くもらっとくぜ(掌で袋を弄び、少しだが口角を上げる)ごめんぬぇ~、ウチの子がァァ…(おかんボイスでセルドに) 」 ニシル「…!メモリアさん。(歩き読書…?)ほっ…(ウルフを見てちょっぴり嬉しそうに笑みを零す) 」 ウルフ「因にこのチョコレートとかいう物質はなんだ、食った事ねぇが食い方はどうすんだ。ナイフか?(貴族) 」 ニシル「あ…!そ、そのまま手で食べてもらって良いんですよ…!?ナイフは難しいと思います…。(汗(ウルフさん…チョコたべたことないんだ…) 」 セルド「あぁ、こんばんは。今夜もすごく冷えるよな(苦笑しながらニシルに挨拶を返す) えっ、えっ?え゛っ!!?(汗白目)(狐鳥ヒロから突き付けられて思わず両手を上げる)お、お母さん!しつけはちゃんとしておいてくれよ!(汗白目 ウルフに) ああ、メモリア!奇遇だな 」 ウルフ「グシャグシャ…(袋共口に入れ子んでモグモグ)……上々だ。まぁアンタの容姿から察してはいたが随分といい出来じゃねーか 」 フォックス「ちっ…オカンに言われたらしゃーねーや……うわぁ、ウルフが素直に褒めてる。キモイ 」 メモリア「うっ、塩が効きすぎている・・・しょっぱい。(顔をしかめながらも焼き鳥を食べる)おや、ニシルさん・・・。(声をかけられ、振り向く)セルドさんも、奇遇ですね。(聞きなれた声に、振り向く) 」 ウルフ「お前何かにつけてそれだよな????それだよなぁ??????(狐に血眼で見下す)」 ニシル「は、はい…!そ、そうですね…… ……。(どう言うわけか、かなりしゃちこばっていてセルドとは目を合わせられずにいる)ふぁ!?(大汗(そのままいっちゃった!!)ふぇ… ぁ…ありがとうございます…。(*¨*) ……。(焼き鳥…香ばしい匂い…) 」 フォックス「そう怒るなよウルフ、俺としては嬉しいよ、素直に人を褒めるなんてあんまり無かった訳だし… 」 ウルフ「カァァァァ……やりづれぇ……フォックス、俺、普通に人褒めたりしていたんですがそれは…… 」 ファルコ「俺はウルフにそうめんの事しか褒められてねーけどな 」 ウルフ「それ褒めてねーから!!」 セルド「焼き鳥か…そういえば最近、焼き鳥屋にも行ってないな…(メモリアの持っている焼き鳥を見て) …?…ニシ、ル?(め、目を合わせてくれないような…いや、気のせいか。気にしない気にしない…)それはそうと、こんなところで何してたんだ?何処かからの帰り、ってわけでもなさそうだし(ニシルに) 」 メモリア「・・・あ、食べます?焼き鳥、ちょっと・・・というよりかなりしょっぱいですけど。(袋から一本焼き鳥を取り出し、ニシルに差し出す)所謂、『飲み会』という奴でしょうか。(焼き鳥屋、と聞いて連想) 」 ヒロ「…美味しいよ…ありがとう、ニシルちゃん!(ニシルに)…失礼、たくさんの袋を見たら反射的にな…個数なんて気にしなくてもいいのにな(ドスを引っ込めながらセルドに)」 ニシル「(あぅ… 緊張する…なんでだろう……。><)(陰で顔をふるふるさせる)あ… えっと…それは…… …み、みなさんに、バレンタインのチョコを配りに…!…もう過ぎちゃいましたけど…(両手に握った大きな紙袋を握り締め)……!え、いいんですか…?わぁ…ありがとうございます。(焼き鳥を受け取って食す)…うん、美味しい。(ちょっぴり嬉しそうに)…あ、そうでした…!メモリアさん、あの、もしよかったらこれを…!(メモリアにもチョコの入った小さな袋を差し出す) お口にあったようで…ほんとによかった…。(ヒロに) 」 ヒロ「…お返し、ちゃんとしなきゃなー…楽しみにしといてな(ニシルに)」 セルド「飲み会、かー…あぁ、悪くないな。…メモリアはもうお酒飲めるのか? ああ、チョコを配りに、か……健気なヤツだなぁ。将来は良い嫁さんになるぞ、アンタ(にししと笑いながらニシルに) たくさんといっても、ほとんどウチのスタッフからだけどな(苦笑してヒロに) よう、アルメル。宴会…って雰囲気じゃなさそうだけどな、どうなんだろう。」 ファルコ「ウルフもフォックスもプリンに眠らされちまった。」 プリン「プリプリィ~♪(眠り込んだフォックスの隣で栄養補給(めんつゆ)している) 」 ニシル「は、はい…!ありがとうございます。楽しみにしてますね。(*^^*)……よ、嫁sボンッ!!!(爆発)ふわわ…っ…///(くらくらする) 」 ファルコ「ア”ァ”!!!それ俺んだぞ球体!!! 」 プリン「チョケプルリィィィィィィィィイイイイイイイッ!!!!!!!(ファルコに威嚇) 」 ファルコ「こんなもんより、俺は宇宙(そら)がいいぜ(切り札にのってプリンから逃げる) 」 メモリア「(あ、しょっぱいの大丈夫な人だったんだ、よかった・・・)え、えっと・・・これは・・・?(小さな袋を受け取り、疑問に思い首を傾げる)あ、アルメルさ・・・(反復横飛びを目で追えなくて思考停止) 」 ヒロ「…なんだ、スタッフから?…かっこいい顔してるから面白い話でもあると思ったのになー…(セルドに)…宴会すっか?大歓迎やで(ビールを取り出す) 」 セルド「にっニシルゥ!?おい大丈夫か、今ボンッて!ボンッって!!(汗) 」 メモリア「ええ、私はこれでも23なんですよ。(軽く笑い、セルドを見る) 」 ヒロ「…あ、メモリアゥーー!!(メモリアに) 」 ニシル「うぅ~…せ、セルドさぁ……//(熱を帯びた表情でセルドを見上げる)はぅぅ……//(顔面を両手で覆う)」 セルド「あはは…まぁ何より、大人のバレンタインなんて社交辞令みたいなもんだからな。(苦笑してヒロに)に、にじゅうさッ……!!め、メモリアさん…!?(汗 ぎこちない表情で。驚愕を隠せない) だ、大丈夫か?少し休んだほうが良さそうだけど…(少し屈み、ニシルの目線の高さに合わせる) 」 メモリア「バレン・・・タイン・・・。(二度目、か・・・愛、なんてやっぱりよくわからない。)相変わらず良くわからない発音ですね・・・。(困惑) ・・・えっ、どうしました?セルドさん・・・。(年上だって気付いていない)」 ニシル「ふぁ…はい… 私、どうしちゃったのかな――――――(その時、セルドとはっきり目が合う。街の街灯に照らされたその瞳はいつもに増して輝きを帯びている)」 BGM♪ ヒロ「…そっかー……俺はまだ社交辞令でバレンタインはやってないからな……今のこのバレンタインを楽しまなきゃな…(セルドに)…メモリアァァァァァア!!!…くらいの発音の方がわかりやすいか?(メモリアに)」 メモリア「うっ・・・。(ヒロのあまりの声量に耳を塞ぎ、その場でしゃがみこむ)」 セルド「……あぁいや、な、なんでもない…俺の心の中にしまっておく…!(汗 メモリアに) ―――――……っ(ニシルの瞳を見てドキリとし、思わず見惚れてしまう)……綺麗、だな…(ポツリと漏らす) あぁ、それがいいよ。せっかくのバレンタインだもんな(少し笑ってヒロに)」 ニシル「…ふぇ……?(「綺麗」と言われて何のことが解らず、少し傾げている)……!(あ、そうだ…)…ぁ、あの…セルドさん…。 」 ヒロ「…あ、悪りぃ、つい大ボリュームになっちまった(メモリアに)…てなわけでー…アハッピーメリーニューバレンタイン!!!(ごちゃ混ぜ)(メモリアに) 」 メモリア「・・・その優しさに感謝ですね。(苦笑いする)・・・どうかしたんですか?(焦るセルドを気にしてる)メーリー・・・ニュー・・・バレンタイン・・・?(さっぱりわかってない) 」 ヒロ「…あ、悪い悪い…これクリスマスや元旦を祝うことができなかった人がこのバレンタインの時期でもお祝いできるようにするために考えた言葉なんだけどね…(メモリアに) 」 セルド「……あっ、あぁ!どうかしたか?(声をかけられてハッと気づいたようにニシルに)ああいや!本当になんでもないんだ!気にしないでくれ!メモリアさっ…メモリア!(汗) 」 ニシル「えと…バレンタインのチョコ…作ってみたんです…(大きな紙袋の中から、小さな紙袋をそっと取り出す)シフォンケーキ…なんですが… よかったら、これをセルドさんに…。ぉ…お口に合うかどうかはわかりませんが…。(少し恥ずかしそうに) 」 ヒロ「…じゃ、改めまして……ハッピーニューバレンタインイヤー!!(ぇ(セルドに) 」 メモリア「・・メモリア、・・・『さ』・・・?(首を傾げながらセルドを見 て い る) 」 セルド「あ…本当か!悪いな、俺なんかのために……何だ何だ、すごく美味しそうに焼きあがってるじゃないか(ニシルが取り出したシフォンケーキを眺めて) いろいろまざりスギィ!(白目) な、なんでもない!なんでもないんだメモリア!(白目)」 ニシル「……!(よかった…セルドさん、喜んでくれた。)……せっ、セルドさん…!……あの… …ご、ご迷惑をおかけすること…あるかもしれないけど… その…これからも、よろしくお願いします…!(改まった表情でセルドにお辞儀する) 」 ヒロ「…あ、そういや忘れてた!…ほいっ(セルドにチョコの入った箱を渡す)…メモリアにもや(メモリアにも同じような箱を渡す) 」 メモリア「そ、そこまで言われると逆に不自然ですよ・・・?表情が何かあるって物語ってますし・・・。(純粋な興味)・・・えっと、これは・・・?(箱を渡される) 」 セルド「………(ニシルの様子を見て、ふっと表情が和らぐ)あぁ、こちらこそよろしくな。一緒に料理を作る約束、いつか叶えような(人の良い笑顔を見せてニシルに)おっ…友チョコか!…悪い、ありがたくもらっとくよヒロ。」 ヒロ「いわゆるー、友チョコってやつ!(メモリアに)」 ニシル「…!は、はい…!(嬉しそうな笑みを浮かべる)…ふぁ、そ…そろそろ帰らないと… そ、それではみなさん…!さようなら。(全員にお辞儀をしてパタパタと走り去った)」 カガリ「―――――― フッ (ニシルが去った後、建物の陰から身を乗り出し彼女が通った帰路に沿って歩みを進めていった)」 メモリア「・・・友、チョコ・・・?(し ら な い) 」 ヒロ「…美味しく召し上がってくれよ!自信作なんや(セルドに)友チョコ知らない?友達にあげるチョコだよ(メモリアに)」 セルド「ん、あいよ。気をつけて帰るんだぞー!(ニシルを見送る)へぇ、そりゃなおさら楽しみだ…!(ヒロに) 悪い、俺もそろそろ行かないと…それじゃあな!」 メモリア「なるほど、そんなものが・・・っと。(腕時計を確認する)そろそろ行かなくては・・・あ、冷めちゃったな・・・。(焼き鳥の入った袋から焼き鳥を取り出し、それを食べながら歩いていく) 」 ヒロ「…ん、またな!(3人を見送る)…俺も行くかな(歩いていく)」 前へ 「セルド編」第4話へ? ――街外れの山間部・山小屋(カガリ宅)―― ニシル「(リビングでセルドの治療を行っていた)…んっ… これで大丈夫…ですよ。(最後に彼の片腕に包帯を巻いて治療を終えた) 」 セルド「ん……(包帯を巻いてもらい、まくっていたシャツの袖を戻す)……うん。悪いなニシル、ありがとう。(具合を確認して礼を言う) 」 ニシル「いえ… …少しだけ怪我が酷かったので、安静にしててください。(そう言うと腰かけていた椅子から立ち上がり、リビングにいるセルドとカガリ、真庭鳳凰の三人にお茶の入った湯飲みを差し出す) 」 セルド「ああ、わかったよ。(湯飲みを受け取り、表情を緩ませて「ありがとう」と伝える) ところでニシル……彼女は……?(声を少しだけ潜め、同室に居るカガリのことを問う) 」 ニシル「ふぇ…?(そう言われてカガリの方に視線を向ける)あ、あの人は――――――!(その際、別室からメモリアの唸り声が聞こえてぴくりと反応する) あ…ごめんなさい。先にメモリアさんの方を看なくちゃ……!(そう言って申し訳なさそうに頭を下げると、濡れタオルと水の入ったコップを構えてトレイに乗せ、リビングから出ていく) 」 カガリ「(セルドの斜め向かいに座って静かにお茶を飲んでいた)……礼を言う。(ニシルが出ていったのを確認すると、細い目で湯飲み内の水面を見つめながらセルドに向かって呟いた) 倒れていたあいつを救ってくれたのは、君なんだろ。ニシルが迷惑をかけた。(淡々とした口調で) 」 真庭鳳凰「(ホクホクと茶を愉しむ)ん~、セルドはよくやったと思うぞ、うむ(ズズー) セルド「(同じくメモリアのうなり声を耳にし、苦い顔をする)…ああ、彼を頼むよ。(リビングから出て行ったニシルを見て) ……!(カガリの呟きが聞こえ、少々驚いたような表情) …いえ、人として当然のことをしたまでですよ。それともう一人の女の子も協力してくれたので(苦笑しながら) はは…ありがとうございます、真庭さん。(苦笑を向けて) 」 カガリ「そうか…(湯飲みを握った手の内に、きらりと光る指輪があった。凝視するとそこには世界政府を象徴する紋章が刻まれていて、セルドにはすぐにそれが何を意味しているのか理解できた) 」 セルド「――――。(その指輪の紋章を理解し、胸の奥に仕舞い込んでいた世界政府への憧れが顔を出す) カガリさん、その指輪……政府の方だったんですね。(兄であるクラッドへいつか向けたような憧れの色が混ざる瞳でカガリを見る) 」 真庭鳳凰「―――ん、政府。そうか、世界政府の・・・。 」 カガリ「(「そうだ」と呟いて湯飲みを机に置いた)…今は、長期任務で本部から外れているがな… (そう言うと棚の上にある一台の写真立てに一瞥を与える) 」 その写真には―――大きな熊の人形を抱えた、水色の髪をした幼い少女と、その両親と思われる男女… 仲睦まじい家族の姿が写っていた) コンコン。(山小屋に、在宅を訪ねるノック音が響く) カガリ「……(ノック音に立ち上がり僅かに戸を開く) 」 セルド「(ノック音に気が付き、戸の方へ目を向ける) そう、なんですか。(そして、カガリの目線に釣られて一台の写真立てを見、「もしかして」と言った顔をして)………この写真は―――― 」 オブリヴィ「すいません、連絡があって来たのですが、アルトが倒れたって本当ですか?(電話してから数十分、様子を見れば徒歩なのはわかるが走ったにせよ息切れひとつ無しでそこに立っている) 」 カガリ「ニシルの知り合いの知りあい…といったところだな。名前は知らないが、おそらくそれらしい奴が奥で眠っている。用があるなら上がっていくといい。(オブリヴィに) ああ、幼い頃のニシルと…その両親だ。13年前の誕生日前日に、あいつは家族を亡くした―――――殺害されたんだ、『能力者』にな…――――――――――」 その頃、月光が差す暗い一室にて――― メモリア「―――うっ、くぅっ・・・。(横になり、悲痛な表情でうなされ続けている) 」 ニシル「キィ…(濡れタオルと水の入ったグラスを乗せたトレイを持ってメモリアのいる部屋に入る) メモリアさ――――!(部屋に入るや否や彼の容体を見てわっと驚き、足早に彼の元へ寄り、トレイを机の上に置いた)わっ…すごい汗だ…(メモリアさん、怪我もすごいけど… 何かに苦しんでいるみたい…)(横たわる彼を見て押入れを開ける) 」 メモリア「くっ―――お、置いて、行か・・・ないで・・・。(うなされ、何かを求めるように天井に向かって右手を伸ばす) 」 ニシル「んしょ…(押入れから新しい毛布を取り出して、メモリアの汗で濡れた毛布と取り替える) んっ…ん… ……!(頬や額に浮かぶ汗を濡れタオルで拭いていると、メモリアの寝言に反応した)……大丈夫です、大丈夫ですよ。…私はここにいます。(伸ばされたメモリアの手を優しく両手で握りしめ、心配そうに、それでも何とか笑顔をつくって励まそうとしている) 」 メモリア「―――。(一瞬だけ、安心したような表情になるが、それも束の間―――)くっ、ぁ、ああ、あああああああ!!!!(安堵の表情は一瞬で崩され、叫ぶ・・・) 」 BGM♪ 『お前は誰だ?』 『―――私は、メモリア。』 」 『お前は何だ?』 」 『私は、演奏家だ。』 『お前はなぜ、生まれた?』 『私は―――わからない。』 『お前の親は、どこへ行った?』 『・・・わからない。』 『お前が、殺した。』 『違う、私は知らない。』 『お前が、殺した。』 『違う、私じゃない。』 『オマエガ コロシタ』 『違う!私じゃない!!』 『オ マ エ ガ コ ロ シ タ』 『違う、違うっ、違う!違うッ!!!』 ???「メモリア―――逃げなさい、メモリア―――」 『おまえが、ころしたんだ。』 『違う、私は、私は知らない!私じゃない!!』 『おまえは ひとりだ』 『私は・・・一人だ。』 『おまえに、居場所はいらない。』 『私は・・・居場所がほしい。』 『おまえに、居場所などない。』 『いや、違う、私は、居場所を見つけた。』 『居場所などない、お前は消えてしまえ』 『嫌だ、もう失いたくない。』 『居場所はない。』 『嫌だ、もう消したくない。』 『キエテシマエ』 『嫌だ。』 『ケシテシマエ』 『嫌だ・・・』 『キエテナクナル』 『消えない、消えてしまうのは、お前達だ』 『スベテキエル』 メモリア「『お前達が消えてしまえ!!』 キィィィィ―――ン(その言葉を叫んだ瞬間、机に置かれたトレイがぐちゃり、と歪み、縮んで消えてしまう) ニシル「あっ――――――!!(メモリアが覚醒したこと、そして同じくして起きた不可解な現象を目の当たりにして目を大きく見張った)…… ……め… …メモリア…さん……?(恐る恐る、目覚めた彼に呟くように声をかける)」 メモリア「はぁっ!はぁっ、はぁっ・・・スーッ―――(深呼吸し、自らの頬を触る、手にはべたり、と血のようなじっとりと張り付いた汗が付着する。) 」 『苦しみが、消滅した。』 ニシル「…あの…っ… (不安の色を浮かべながらメモリアの横顔を見つめる) 」 メモリア「フーッ、フーッ、フーッ。(荒い呼吸を立て、手に付着した汗を見ている)・・・な、何でしょうか。(そして、ニシルの方を向く。・・・どこかその顔には、生きることに対しての意欲を感じられなかった。) 」 ニシル「あの… だ、大丈夫…ですか…?すごく、うなされていたみたいだから…(濡れタオルを両手に心配そうに彼の表情を窺う)……(…………)(メモリアの生気のない表情を見て、ニシル自身の中でも何かが芽生える。だが、『それ』をメモリアのものに同情するわけにはいかないと静かに首を振る) 」 メモリア「―――大丈夫、です、ええ私は大丈夫です。(自分の上着で嫌な汗を拭い、いつもの笑顔を作る。・・・いつもの、やさしげな、作られた笑顔だ。) 」 ニシル「……(メモリアさん…)(不安で陰った目でその表情を静かに見つめていた。その時ふと、ベッドの傍らにある彼のアコーディオンに視線がいった) 」 そのアコーディオンの装飾は、不気味なほどにきれいで、長い間使われたとは思わぬほど手入れが行き届いていて。―――装飾の赤色が、まるで人の血の色のように、鮮やかに見えた。 メモリア「・・・どうしましたか?私のアコーディオンに何か傷でも――――」 ニシル「(メモリアさんはいつもこれで演奏していた… その度に苦しそうな顔を見せて…)(その鮮血のような赤みを帯びたアコーディオンを見て、これまで見てきた彼の様子や言動などを思い返す)…!ぃ、いえ……っ…(慌てて楽器から視線を反らしメモリアと向き合う)……(心配の色を浮かべたまま、何か声をかけようとするが上手く言葉にできず、しばらく室内に沈黙が続く)」 メモリア「―――。(自分の身なりを確認する)その、きっと私の世話をしてくれたのでしょう。―――ご迷惑をおかけしました。 」 ニシル「…あ… い、いえ…っ… ……その…えっと… 体調の方は…(先程のことを目の当たりにして、それが野暮な質問だとは分かっていても、彼に問いかける) 」 メモリア「ああ、体調ですか・・・それが不思議と、とても楽なんですよ。(汗はついたままだが、どこか憑き物が落ちたように楽そうだ、とても、楽そうだ。) 」 ニシル「え……!(予想外の反応に少し驚愕するが、とりあえず彼の表情に釣られて安堵を覚える)そうですか…よかったです。 …あ、でも… もう少しだけ、安静にしていてくださいね。(ぎこちなさそうに微笑むと軽く頭を下げて、部屋を後にした) 」 メモリア「ええ、わかりました。(起こした状態を再び横にする)・・・今見た夢は、一体―――」 ――山小屋・別室―― 結香「んしょ…(別室ではヒロの治療を行っていた。彼のかすり傷のある頬に薬を塗り、絆創膏をぺたりと貼る) ん、もうだいじょーぶだよっ。(えひひと笑いながらヒロの絆創膏をぽんぽんとつつく) 」 ヒロ「…いつっ……ん、ありがとう!(絆創膏をつつかれ、微笑む) 」 結香「大げさだなー(無邪気に笑みながらヒロの様子を見て更に笑みを零す)…でもびっくりしたよ…!ヒロお兄ちゃんたちが鰐のお兄ちゃんたちと喧嘩してたなんて! でも…でもでも、最後は仲直りできて良かったね…♪(両手を胸に添えて嬉しそうに) 」 ヒロ「ん、あぁ、良かったよ…俺もビックリしたよ、まさか君があいつらと知り合いだったなんてねー(嬉しそうにしている結香を見ながらニコニコしている) 」 結香「うんっ。昔ね、酷いことをする大人から、助けてもらったことがあるんだ。(部屋のベットにぷほんと腰かけ、両足をぷらぷらさせながら話す) ボクは怖いとは思ったことないけれど、鰐のお兄ちゃんたちは本当に優しい人ばかりだったよ。(その時ヒロと結香の中で、以前バキラが、一切の矜持を捨てて土下座をしたこと… そして彼らが、子どもたちの為にあのような活動をしていた事実を告げた描写が横切る) 」 ヒロ「えっ、そんなことが、あったんだ……(……本当に、根は優しい奴らだったんだな……)そういう大人達から子供たちを守るために、頑張ってるんだな… 」 結香「うん、お兄ちゃんたちみたいな優しい人がこの街には多いからね。だからボクはこの街が好きだよっ。(天上の一角を見上げながらにこにこしていたが、ふと何か思い出しかのようにヒロの顔を見つめる) 」 ヒロ「…俺も、そんな風に優しい男になれればいいな………ん?どうしたんだい?(顔を見つめた結香に) 」 結香「…… …… ……実はあの後ね…(互いの中で、おもちゃ屋で別れた描写が思い出され)…そのままお家に帰ろうとしたの。でもね…"誰かに呼ばれた気がした"んだ。聞き覚えのあるような、でも、なんだかよく思い出せない、変な声だったなぁ… その声のする方へ行ってみたら、驚いたことにヒロお兄ちゃんたちのもとに辿り着いちゃったの。(しばらく複雑そうな顔を浮かべながら沈黙をつくるが…)…もしかしてヒロお兄ちゃんがボクを呼んだのかな?(あははと冗談っぽく笑う) 」 ヒロ「変な、声……?俺が無意識に呼んじゃったかもな(こちらも冗談っぽく笑い返す) 」 結香「あははっ…♪本当にそう思いこんじゃうよ~(声を上げて笑いだす)でも…お陰でお兄ちゃんたちの喧嘩を止めることができたよ。きっと―――(そういってスカートのポケットから、以前ヒロにあげた四つ葉のクローバーのしおりを抜き出した)…僕のと、ヒロお兄ちゃんので…『キセキ』が繋がったのかもね…(優しい目でそれを見つめながら) 」 ヒロ「………そうだろうな。君と俺の想いが繋がって……テレパシーで伝わったのかもな……クローバー、ありがとうな(ポケットからクローバーを取り出す) 」 結香「……!(ヒロのクローバーを見てわぁ!と嬉しそうに声を上げる)これからボクたちに、もっと幸せなことが訪れると良いねー♪ 」 ヒロ「…あぁ!(結香の横に座り、肩に手をかける)たくさん、一緒に楽しもうな! 」 カガリ「13年前の誕生日前日に、あいつは家族を亡くした―――――殺害されたんだ、『能力者』にな…(目を伏せるように閉ざし茶を飲む)」 BGM♪ オブリヴィ「ご迷惑をおかけしてすみません、失礼させて頂きます。(ぺこり、と一礼して小屋の入り口近くの邪魔にならないトコロに、背負ったピアノを置いて入る) 」 レオネ「お邪魔しますよっと(オブリヴィの背後からちくわを片手にひょいとあっけらかんとした表所の顔を出し)そのアルトの妹が晩飯にちくわしか置いて行かなかったから付いて来たんだが……(部屋全体の様子を一見し首を僅かに炊げ)さっきのは冗談だ。メモリアの奴無事なのか 」 セルド「アンタは、確かメモリアの……(オヴリヴィを見て驚いたような顔をする)……………グ…ッ(カガリの話を聞き表情こそ変えないものの、湧き出るやり場のない感情に静かに拳を握りしめる) 」 真庭鳳凰「ふむ・・・・・・ニシルにそのような過去があったとは。 」 セルド「レオネ……(オブリヴィに続き、またしても驚かされたような表情に) 」 カガリ「客が多いな…まあ、好きにしていけ。 …当時私はその事件の担当を受け持っていた。当然、ノウハーン家の家庭事情も知っていた。両親亡き後は父方の祖母に引き取られ、以来祖母と二人で生活していたが、中高一貫校に通い始めるようになってからはひとりで寮生活をしていたそうだ。そのままへと高校へと進学した時、私は初めてあいつと接触を図った。(知られざる彼女の過去について、静かに語り始める) 」 オブリヴィ「あの人、いつも無茶ばかり・・・ただでさえ病院通いだっていうのに、一体何してるんですか本当・・・。(じんわりと涙ぐむ)―――。(この話、アルトの知り合いのお話かな・・・後で教える為にも、聞いておかないと。) 」 セルド「…… …… ……。 (神妙な表情をし、静かにカガリの言葉に耳を傾ける) 」 カガリ「私が当時の事件の担当を務めていたことを告げ、その上で、事件解決の為に一緒に行動するかどうかを尋ねた。予想外にもあいつはそれを了承し、高校卒業後に私の元に来ることを望んだ。どうしても、犯人に報復したいのだそうだ。しかし犯人確保の際に私の足手纏いになっては困るため、高校生活の合間を縫って、私はあいつに対し特別強化訓練を行った。2年と半年で体力と基礎的な戦闘能力を身につけることで、犯人である能力者を相手にした時に申し分なく力が振える程にまで成長した。そうして、私たちは犯人の行方を追い続け、今に至るわけだが…」 カガリ「犯人の居所が掴めたからといって、私の忠告も聞かずに一人でこの街まで乗り出し、結果…報復を前に体調を崩した。(この時、セルドが初めてニシルと出逢った日のことが思い出される)このように、『仇』の事を聞くと自我を忘れて感情的になりやすいのがあいつの欠点だ。結果的に、君たちのような関係の無い者にまで迷惑をかけることになるとも知らずにな…(呆れるような口調で言った後、また静かに一口飲む) 」 レオネ「よっ、アンタもアルトの見舞いか。ほらお土産(なに喰わぬ顔でケチャップを塗ったちくわを皿に乗せセルドの前に置く) ああすいません突然お邪魔して、私はカカシのよう突っ立ってますのでどうぞおかまいなく(苦笑し背を預け聞き耳を立てる)……(事件、調査、両親なき彼女。だいたい漠然とした内容はまぁ把握できるが…)……(腕を組み"居る"と認識できる方向を注視)仇討ち……(いつの世の中も変わらないな、残された人間の考える事は) 」 セルド「("足手纏い"―――)(兄と徴兵された紛争が脳裏を過る) ……カガリさん…その『欠点』が分かっているなら、彼女を今すぐその復讐から降ろすべきだ……!あなただって分かってるんでしょう、たったひとり残された彼女まで無駄死させる気なのか!?(感情的になり、湧きでた言葉をそのままカガリへぶつける) 見舞いっていうか、俺も一応患者様だぞ(目を伏せてレオネに)お土産はありがたく頂いておくけどな(苦笑しながら) 」 オブリヴィ「敵討ち、ですか・・・。(複雑な表情になる)しかし、それは大変ですね・・・。 」 カガリ「 グ ン ッ (それまで完全に開かれることの無かった両目を勢いよく見開き、セルド、そしてそれを目の当たりにした一同を威圧した) …すべてはあいつが出した答えだ。もともと非力で何もできなかった小娘が、事件解決に全力を注がなかった政府にやり場の無い不満や怒りを抱えていたからこそ、私と共に力を付けて、己自身で『真実』を切り拓くことを決意したのだ。 」 カガリ「確かにあいつには欠点や意志の弱いところもある… だが、"過去"も、"障害"も、私すら知り得ない"闇"を、そのすべてを抱えながら、今日まで生きてきたのだ。あいつは―――――――君の知っている以上に、"強い人間"だぞ。(冷ややかな目つきで睨みながら、厳かに言い放つ) 」 レオネ「患者様の割りには偉くいきがいいな、まぁアルトよりかは頑丈そうだし心配は……(声を張り上げるセルドを横目で見やりとりしている最中にカガリの威圧がそれを遮らせる)……(しばらく腕を組み眼を伏せ押し黙り)冗談じゃなさそうだな、それを傍で支えたあんたが言うんだ……スゴ味がまるで違う 」 真庭鳳凰「(ただただ、沈黙を保ったまま話を聞く)」 セルド「…ッ(カガリの開眼に気圧される) ……彼女のことを良く知りもしないで、勝手なことを言ってしまった。…すみません。……だけど、納得はしていない。(カガリの目をしばし見た後、自身の持つ湯呑みへ視線を落とす)………もしも彼女に"何か"あったら、俺はあなたを許しません。(伏し目がちになりながら) 」 オブリヴィ「公的機関が裁きを下さないなら、自分から・・・それも、始まりは力もなかったのに、・・・すごい努力ですね。 」 カガリ「…… ……フッ…(セルドの表情…特に、目を見て、突然軽く笑みを零した)君から伝わってきたぞ、あいつに対する思いをな。…だが私の目から背けるようじゃ、やはり君"も"青い。―――相手の『目』を見ろ、そして感受しろ、その双眸に映る相手の『目』を。『目』と『目』で語り合え、それができなければ何も感じ取れはしない。 ………居るなら入れ、『ニシル』。立ち聞きなど見苦しい。(セルドたちの背後に向けて) 」 ニシル「……(カガリに言われて、不安を募らせた表情のまま一同の前に渋々と姿を露わした) 」 セルド「『目』と『目』で、語り合う―――……(カガリの言う言葉を、小声で復唱する) ガタ…(椅子を鳴らし、肩越しに振り返りニシルを姿を見る)ニシル……聞いていたのか…(ばつが悪そうに後頭部をかく) 」 真庭鳳凰「おぉ、ニシル。ホレ、そんなところで突っ立っておらず、入ってこい入って来い(いつもと変わらずニシルに) 」 ニシル「…私は――――――私は、大丈夫ですよ。カガリさんの言う通り、これは全部…私自身が決めたことですから。すべての責任を誰かに押し付けるつもりはありません。……私は…私自身で、『真実』を掴みます。(作り笑いを零してみるが、その瞳孔には底知れない闇があるように見えた)あ、鳳凰さん…(はいと小声で返事し、一同の元へ) 」 レオネ「よっ久しぶり……って覚えてないか(緊張をほぐそうと軽い笑みを浮かべ手を振る)まーそこで固まってないで入ってこいよ誰も喰わないから(けらけら) 」 オブリヴィ「ニシル―――さん。(あの人が、アルトの知り合い・・・)」 カガリ「…… ……もう夜も遅い。今晩は全員泊っていくといい。(一同にそう言うと湯飲みを台所に置き、颯爽とその場を後にした) 」 セルド「…… …… ……。 ……ああ。(ニシルの瞳の奥にある底知れぬ闇を見、一言だけそう応える。それはニシルの意志を否定しなかったが、また肯定もしていなかった。) ありがとうございます、カガリさん(その場を去るカガリを見送り) 」 ニシル「わっ、えっと… あ…!(レオネを前に少し驚いたような顔を見せるが、すぐに以前出逢った時のことを思い出し会釈する) …… …… ……あ、あの… 寝室の用意してきますね。(いつも通りの緊張した態度に戻った) 」
https://w.atwiki.jp/miyabi733/pages/171.html
戻る オルガー「♪~♪~(某喫茶店でコーヒー片手に優雅(?)なひと時を過ごしている)……………やべえ財布忘れた ( ˙-˙ ) 」 レオネ「(財布をくわえた猫をくわえた犬を抱いて喫茶店の前をうろつく)(どうしようこれ…可愛いわんにゃんこかと思えったら厄介なもん拾っちまったじゃねーか、どうしようこれ) 」 オルガー「ぃ、いや…!忘れたんじゃねえ…!持っていたはずだ!ガサゴソガサゴソ …………んなあぁーーーーい!困ったさあどうしよう。部下でも呼ぶか、それか―――――――――あ ( ˙-˙ ) (財布をくわえた猫をくわえた犬を抱いたレオネが視界に入る) 」 レオネ「おっとぉ、目が合った瞬間点目になる古典的な野郎発見(財布をくわえた猫をくわえた犬を羽交い締めにしながらオルガーに歩み寄る)まあそんな上手い話ないと思うんだけど、あんた、財布落したりしてないか 」 梓「(いつもの赤い着物を纏い街を闊歩)さきほどのぬこはどこへ行ったのでしょうか・・・?あのかわいいぬこ・・・・・あ、さっきのぬこ。(犬に加えられている財布を加えた猫を見て) 」 オルガー「 オ レ ノ サ イ フ (ガシャアアアァァァァンッ)(喫茶店の窓ガラス突き破りレオネの前方に転がりこんだ)そうだ、俺んのだ。身分証明書も入ってる。誰だが知らんが拾ってくれてありがとな。(立ち上がる) 」 レオネ「拾ったはいいけど修理代やらで早速すっからかんになんぞお前!(ドン引き)…ふーん……さっきの身分証明書…アンタお役人かい 」 オルガー「……ノ)゚Д゚(ヽ ……大丈夫だ、問題ない( ˘ω˘ ) フッ っとぉ、見られちまったか。おうそだ。 」 梓「ぬこ~(レオネに歩み寄る) 」 レオネ「(あれ、さっきの猫がどっか行ったな…尻尾が二股なんて相当珍しいのに勿体ない事したか) 開き直り早ぇよ(手刀突っ込み)(顎に手をあてまじまじとオルガーを観察)…成る程、鍛えてるな。本物のようだ 」 梓「あら、行ってしまいましたか・・・・残念。 」 オルガー「てへぺろっ☆(・ω ) おうおぅ~…何見惚れてんだよ譲ちゃん~、なんだったら触ってもいいんだぜ~??てか嬢ちゃんいくつだよ、見た感じ大学生って感じだけどよー。(2828しながら) 」 レオネ「んー、なんだあんたあの猫の飼い主か?ありゃどうなってるんだ、尻尾が枝分かれしてる猫なんてフィクションでしか見ないんだが、線路をバスが走ってるぐらいの違和感がだな デスクワーク派のお硬い野郎相手じゃ話になんねーなって思っただけだよ、丸眼鏡かけて出直せ(肩を竦める)んまー一応はそんなとこかな 」 梓「あ、いえ・・・・偶然見かけたのであやしていたら、急にいなくなったので・・・。(レオネに) 」 オルガー「オワアアアアァァァァァァ!!!!!('ω') くそっ、踏んだり蹴ったりだ!もういいから財布返して……てか財布なくね?ないよね?あの猫何処行ったオワアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!('ω') 」 レオネ「あ、なんだ野良か…惜しい事したな、持ち帰ってなでこなでこすりゃよかったかね(目を伏せ溜め息) OH…さっさと取らないから、財布を拾うって心の中で思ったなら既にポッケに納めるぐらいの心持ちでないとなぁ~ 」 オルガー「嬢ちゃん頼むよ~、またあの猫拾って来てくんね?なんかやるからさあ~。(手を合わせて) 」 梓「ぬこ・・・・(悔恨)あ、ところで~・・・何故喫茶店の窓が割れているんでしょう?先ほどの財布と関係が? 」 レオネ「なんかやるー?(頭をボリボリかきながら一考)…いいや、駄目だね。『なんでもする』なら考えない事も無いよ、生憎、職に困っても物には困っちゃい無いんだ(含みのあるような言い方をし) ……き、季節外れのサンタでも紛れ込んだんじゃないかな! 」 オルガー「シィィィィィイ シャラップだ嬢ちゃん。それを言うなあー(険悪な顔で梓に詰め寄る)ぐッ… ……わぁーったよ…なんでもするよお!!お願いだお願いします! 」 梓「季節外れのサンタ・・・・何かの暗号ですか(汗)まぁいいでしょう・・・(深く考えないようにした) 」 梓「わっ!(詰め寄られ驚く)ん? 」 ブラックサンタ「暴れん坊の~サンタクロ~ス~♪ クリスマス過ぎたのにやってきた~♪ オラ、オラオララッ!オラ、オラオララッ!ブラッディなプレゼントを持ってきてやったぜ庶民共ォォォォーーー!!!!!ズダダダダダダダッ(ガトリングを連射しながら現れる) 」 レオネ「よろしいよろしい、うん実に結構!(にっこにっこ)…さっき身分証明書チラッと見たんだけどさ、あんた特別対策係第2班の連中だろ 」 オルガー「(くそがぁ…!)……!テメ…知ってんのか―――――――――あ゛?(レオネに詰め寄ろうとした時銃声のした方へ振り返る) 」 レオネ「以外!それはその血の記憶ッ!(猫じゃらしをふり歩きながら)名前でしか聞いた事ねーんだけどな、実際会った事もなければ交戦した事も無い。ただちょいと好奇心程度に興味はあってね 」 ブラックサンタ「オララララッ!!……んお?お前らにも、プレゼント持って来てやったぜおらあああァァァァ!!!!ズダダダダダダッ(レオネたちに向けてガトリングを乱射) 」 オルガー「結構名が知れてんだな俺のとこ… つか、交戦ってお前…俺達はエージェントじゃねえんだ。平たく言や、街の治安を守る正義のヒーローという…あー…ちょっと待ってろ。(会話から離脱しサンタの方へを振り返る)――――――― ス キ ャ ッ (スローモーションで吹き抜ける銃弾を目視し、レオネと梓に向かって撃たれた弾を手刀で一斉に叩き落とす) 」 レオネ「げえっ…!?待て待て何の冗談だこりゃ、噂をすれば影なんて言葉があるが百歩譲ってもあんなのは……ビューティフォー(早業を目の当たりにしスコアを表示) 」 ブラックサンタ「ヒャハハハハハ!!!メリィークリスマスだぜおらァ!!………!??(銃弾を叩き落とされたことに気づいておらず、それよりも撃ち込んだはずの標的が倒れないことに驚愕している) 」 梓「―――――!(オルガーの妙技に目を見張る)・・・ありがとうございます。おかげで助かりました。 」 オルガー「…あー…やっぱ前言撤回、財布はいいや。代わりに……シ ュ ン ッ ――――――(一瞬でサンタの頭上に移動し、掌を構える)―――――ズ ギ ャ ア ァ ッ ! ! ! (そのまま掌底で押しつぶす) 」 ブラックサンタ「くそ…!何で死なねえんだあいつら!!もう一度ブチ込んでやる―――――――ズ ギ ャ ア ァ ッ ! ! !(オルガーの一撃で地面にめり込みそのままピクリと動かず気絶した) 」 レオネ「(豪快だが動きに無駄が無い…持ち前の身体力と落下時の加速、重い一撃だ…良いセンスしてる)おや、財布なんぞの代わりになるもんでもあるのか(腕組みし笑みながら) 」 オルガー「(着地しサンタの懐を無造作にあさる)…ツケはこいつに払ってもらう。(サンタの財布を手に取る)ひょー…結構入ってんなあ。(ぉ 」 梓「(賛美の拍手) 」 レオネ「(金づる逃がしちゃったな…まあいいや) G J ! 」 オルガー「…けどよ(レオネの方へ振り返る)一度口にしたことは責任あんだ。財布はもういいが…何でもいうこと聞くってのはぁー…特別だかんな。(ボサツいた髪を掻き毟りながら) 」 レオネ「えっ?ああいや…別に財布は見つけてやれなかったんだしそりゃフェアじゃねーだろ(頭をかきながら目を反らし)…でもま、駄目元で頼んでみっかな… 」 オルガー「まあ、なんだ、細けぇーことは気ぃすんなよ。ちょいまってな。(喫茶店に入って清算、弁償代金を払ってくる)…おまちー。あ、その前に名乗った方が良さそうだな。俺はオルガー。お前も承知の通り、政府に勤めている。階級はー…まあ、それはいいだろ。とにかくよろしくな。(ニッと笑い、握手を求める) 」 レオネ「(修理代はどうしたんだろう…)んおお…ああ、よろしくなオルガー(ニッと笑み手を握り返す)私はレオネ、さっきは大学生って言っちまったけど、フリーの傭兵稼業をやっている 」 オルガー「(あっぶねー…代金ギリギリだったわ。ここで金が足りねーことになったら格好つかなかったなぁー…)レオネってのか。は、お前が?はぁ~…人ってのは見かけによらねえんだなぁ~~~!(腕を束ねて驚いた顔を浮かべる)…しかしまあ、ただの嬢ちゃんじゃねえってのは薄々感じてはいたんだけどなぁ。そうかぁ、傭兵かぁ~~~。(うんうんと頷く) 」 梓「ふ~ん、二人とも戦いを生業とされる方々なのですねぇ、道理で・・・・。(二人を見て) 」 レオネ「見るからに傭兵ってなりしてたらガキがビビっちまうだろ(けらけら)…でもま、傭兵なんて単身フリーでやっててそれ相応に実績がねーと仕事も回ってこなくてさァ(苦笑)…そこでどうだろうオルガーよ…––––戦力、多いに超した事ないんじゃねぇかな 」 オルガー「おっと悪ぃ、お前も怪我なかったか?ははっ…(苦笑しながら梓に)おいおい、俺なんてこの普段着でガキから逃げられんだぜ?たまらんわぁ~。……なんだお前、ウチんとこに来てェのか…?(傾げて) 」 梓「はい、御陰様で。この通り怪我一つありません(ぺこりとオルガーに) 」 レオネ「そういうお前も現場慣れしてるだろ、眉一つ動いてなかっただろ(汗笑) ジョーダン、それはそれで不便なんでさぁ…そこで…だ、私の腕を買ってみないか 」 梓「いえいえ、わたくしなど・・・足がすくんで身動き一つとれませなんだので・・・・。(薄く笑みながら) 」 オルガー「ははっ、そりゃよかったよ。今日のことで俺に惚れてもいいんだからな?(ぇ(梓にニシシと笑う)ろっとぉ…そうはいかねえか、やっぱ。(苦笑)…ふん、お前を、か……。……。……。……ズイッ(互いの鼻が接触するかしないかまで顔面を詰め寄せる)…おもしろい。お前の腕前、俺も気になるしな。 」 梓「ふふふ、その誘いは少々遅かったですね。すでに、お慕いしている人がおりますので♪ 」 レオネ「そういうのを『全く微動だにしない』って言うんだろ(苦笑) (距離が限りなく近くなっても薄く笑んだまま腕を組む)…おお、案外スマートに話が進むじゃん。前金はいらねーぞ、折角興味を持ってくれたんだ、実際品定めしてから値打ちを決めてくれりゃ良い 」 オルガー「くあぁぁ~~~ッ!!!チキショウゥ!! ダンダンダンッ(梓の前で地団太踏む)まあなー…実のところ、こっちも優れた人材が欲しかったところだ。目星をつけている奴はいるんだが…そいつぁなかなか乗ってくれなくてなぁ…(クラッドの像が脳裏を横切る)まっ、今はお前がいてくりゃそれでいいわ。(笑いながらフードごと頭をわしわし撫でる) 」 梓「ふふ、面白い表現をなさいますねぇ。(レオネに無邪気な微笑みを見せて)きっと、もっとよい方が見つかりますよ♪(オルガーの反応を見て愉しんでる)」 レオネ「金と仕事と履歴書の内容に困ってねーんだろ、こちとら生活が掛かってるんだからな…っと、…ちょっと、いきなり馴れ馴れしくねーか(ジト目) …(さっきの相手、私は勿論だがこいつも単身でどうにかできたろうな…いや、あれじゃー物差しにすらならねーだろうし、とにかく底が知れない…) 」 オルガー「金んことは心配すんな。( 説 得 力 皆 無 )仕事はー…ああ、ここで言うのもなんだしな。(そう言うと胸ポケットから煙草のパックを取り出し、中から煙草と名刺を抜きだす)ほれ。気が向いた時にいつでもかけてこい。(名刺には、覚醒能力者(イヴォーカー)特別対策係第2班 班長――――『オルガネット・コルスター』 そして電話番号が表記されている)シュボ…(煙草に火をつけて銜える)レオネ…だったか。俺んとこについて来るってことは…そんだけ覚悟はしとけよ。ブワサッ…――――――想像以上に骨折れんぜ。(コートを靡かせながら踵を返し、煙をふかしながら猫背で去っていく) 」 レオネ「……いいや、どうも人間わかんねーもの程気になるもんなんだなって思っただけだよ… ハッ…覚悟の上だっての、そんぐらいのヤマじゃなきゃ手柄にすらなりゃしねェ(クツクツと笑みながら踵を返し歩いて行く) 」 ――カガリ宅・リビング―― ニシル「ふぅ…なんとかクランチチョコは完成しました…。(エプロン姿で大量の手作りチョコを前に一息つく)えと、あとはケーキだけ、かな……!」 カガリ「(湯上りなのかタオルを肩に掛けたまま部屋へ入ってくる)この非常時に悠長なことを… だが、うん…悪くはない香りだ。」 ニシル「わっ… あ、カガリさん…。(突然の登場にびっくりする)えへへ…それはそうですけど、明日はバレンタインですし… みなさんにお会いするかもしれないので、せっかくだがら…(〃・v・〃)」 カガリ「…友達が、できたのか……『嫁』よ。(椅子に腰かけ真顔で問いかける)」 ニシル「…はい……って、あっ…/// かっ、カガリさ…!// だからその呼び方やめてくださいってば…!////(赤面)……ここへ来てから、たくさんの方々と知り合って…いつのまにかいろいろと助けてもらったり…――――――大切な人が、たくさんできました…。(両手を胸にそえ、優しい微笑を浮かべる)」 カガリ「ふむ…ここへは友達づくりに来たわけではないが… お前に友や仲間と呼べる人が増えることは喜ばしい事だ。良い関係を築いていけ。……その中には、あの青年もいるのか。」 ニシル「えと…せ、セルドさんのことですか?は、はい…!ほっ、他にも…いろんな方がいて……(ぎこちなく手を動かし)」 カガリ「ほーぅ…あの青年とまだ関係が… いやそれよりも、お前が男と打ち解けられるようになったことが驚きだ。(目に興味の色を浮かべる)」 ニシル「ふえっ…!?あ……そ、そうですね… 私も、おどろき、です…。初めはみなさん、やっぱり怖かったけど… あの、不思議なんです……心は緊張しているのに、でも、何故か…落ち着くような気がして……(目を反らし片手を頬にそえる)」 カガリ「多くの人と出会うことで変わったのか…見事な成長だ。お前を別行動させておいた甲斐があったのかもしれないな。…ならば仕方あるまい。明日、その感謝を抱いてまた会ってくるんだな。」 ニシル「……!…はいっ…♪(笑みを零す)」 カガリ「(ニシルの笑顔に釣られて鼻で笑った)もう気にせず作れ、嫁よ。(緑茶を淹れる)」 ニシル「も、もうっ…/// それはダメですって…うぅ……(恥ずかしい表情を浮かべる。板チョコを手に取って大まかに割りボウルに入れていく)」 カガリ「スス…(一口含み、横目で彼女の作業を覗き込んでいる)…我が嫁は手際が良いな。お前もそう思うだろう。(机上のとてもとても小さい小熊に語りかける)」 小熊「コロコロン…(少し大きいマグカップの傍でごろごろしている)……?(ニシルの作ったクランチチョコに気づき、てちてちとその方向へ歩く)」 ニシル「うぅ… カガリさんってば…///(チョコを湯せんで溶かしていく)あ、まぐ君…食べちゃダメだよ?(別の大きなボウルに卵黄と砂糖を入れて混ぜ合わせる)」 小熊→まぐ「まー…?(クランチチョコを前につつきながら傾げて、マグカップの中へ入り込む)」 ニシル「あとで、ハチミツで何か作ってあげるからね。(まぐに微笑む。そのボウルに先の溶かしたチョコを入れて更に混ぜ合わせる)」 カガリ「いつもに増して本気だな、嫁よ。まあ私以外の人間に振舞うのならそうだろうが… フフッ…これが恋する乙女という奴か…。」 ニシル「ふわわっ…!!(手を滑らせる)な、何言って…!/// 私は別にそんな……(顔を赤らめながらぶつぶつ呟き、出来上がった生地をシフォンケーキの型に流し込む)」 カガリ「(表情はいつも通り硬いものの目は笑っているように見える)………。(それに、楽しそうだな…。)」 まぐ「すぅ……すぅ……(マグカップの中で静かに眠りについている)」 ニシル「あとはオーブンで焼いて…冷ましてから粉砂糖をまぶして… いろいろトッピングしなきゃ… ふぅ…」 カガリ「…お前が微笑ましいな。(まぐの頭上を人差し指で優しく撫でながらニシルに呟く)」 ニシル「ふぇ…?(振り返る)」 カガリ「……お前は、私の経験し得なかった青春とやらを…ちゃんと謳歌しているのだな…。お前を見ていると、もしかしたら私にもこういう一瞬があったのかもしれないと思うよ。」 ニシル「カガリさん……(改まった表情で向き合う)」 カガリ「(ふっと鼻で笑う)………あとで茶に合うチョコ菓子を頼む。(そう言い部屋を出ていく)」 ニシル「…はいっ、任せてください! ……。」 ―――私は、カガリさんがいなかったら、今日まで生きていけなかったと思います。だから…貴女と出逢えたことも、私はとても嬉しいですよ。――― 玲華「(いつも通り、いつもの喫茶店で、いつものパンプキンケーキと紅茶を含みながら優雅に読書している)…フフッ、今日はいつもに増して、街が賑やかですわね。 」 メモリア「今日は賑やかだ・・・けど、皆何かに忙しいのか、収支が少ないなぁ・・・(帽子の中に入ったチップを数えながら、歩いている)まあ、貰えるだけ感謝・・・ですかね。(サッ、と中身を財布に詰め込み、帽子を被る) 」 玲華「ブル… ん…(そろそろ冷えてきましたね… 今日はこのへんにしましょうか…)(紙袋を持って清算を済まし喫茶店から出てくる。その時、やってきたメモリアとはち合わせになる)あら… メモリアさん。(そっと声をかけ)」 メモリア「あ・・・どうも、西園寺さん。(声をかけられ、帽子を手に取り軽くお辞儀)」 玲華「こんばんは。…今からお帰りですか…?(若干傾げるように)」 メモリア「あ、ええ・・・今日は客足も悪いですし、引き際かなと・・・。 」 玲華「そう、ですか…(同情するような顔を浮かべ)……そうだ、もしよろしければ…一曲弾いてもらえませんか?私まだ、メモリアさんの音楽をお聴きになっていないので。(微笑み) 」 メモリア「・・・では、一曲・・・リクエストは? 」 玲華「そうですね…では、ボサノバをお願いします。お気に入りなんです。(フフッと笑みを零してその辺のレンガにゆっくりと腰掛ける) 」 メモリア「ボサノバ・・・ですか、頑張りますね。(アコーディオンをケースから取り出し、そこらのベンチに腰掛けてひざの上に乗せ、後付けされたようなスイッチを数個押す) 」 玲華「(ふふふと優しい笑顔を浮かべながらメモリアの準備を眺めている)」 メモリア「(ガチャガチャッ、とアコーディオンから機会音が鳴り、少し間を置いてから左手を鍵盤に添える) 」 玲華「(メモリアがアコーディオンに手を添えたのを見て静かに見つめる)」 メモリア「では・・・。(奏でるは『ハウ・インセンシティヴ』指が鍵盤に触れると、アコーディオンからアコーディオン以外の音色が聞こえる) 」 玲華「……!(あら、この曲は確か… ああ、私も何度か聴いたことがありますが…この音色はまた違って良い…)(静かに瞳を閉じ、満足そうにアコーディオンから流れる音色に身を委ねている) 」 メモリア「(落ち着いた様子で、アコーディオンを奏でている、音色もしっかりと合っている)(やっぱり、こうしてこのアコーディオンを奏でている時こそが、一番落ち着ける・・・) 」 玲華「♪~… ……?(メモリアの奏でる音楽に合わせて静かに揺れている最中、彼の表情を不思議そうに窺う)……フフッ…(何に気づいたのかは分からないが、そっと笑みを零した) 」 メモリア「(そうさ、これは私の全てだ、だから私はこれが一番であって、当然なんだ・・・)(落ち着いた様子で曲を奏で続ける、その表情は、どこか悲壮を秘めた。) 」 玲華「……(メモリアさん……?)(繊細な変化に気づき若干首を傾げる)」 メモリア「(そうだ、これさえあれば、家族も、何もいらない・・・これが、これがあれば、・・・これだけしかない、私にはこれだけしか無いんだ・・・なら、何の為に生きて何の為に死ぬ・・・?)(演奏の手は全くぶれないが、その表情は段々と曇っていく) 」 玲華「……(…これが、メモリアさんの音楽… とても心地よくて、素敵です… …けど……)(両手を胸元にそえ、曇り往く彼の表情を心配そうに見つめる) 」 メモリア「(解らない、解らない・・・私は一体、何の為に生きているんだ・・・日銭を稼いで何も変わらない日々を過ごすだけ?そんな事の為に・・・?)(アコーディオンを支える右手がにわかに震える、鍵盤を押す左手は全くぶれずに曲を奏でている) 」 玲華「(……でも…―――――)……あの…メモリアさ―――― 」 メモリア「(・・・どうして、自分は生きているんだろう、理由もなく、どうして・・・。)・・・ビクッ!!(声をかけられ、驚いて鍵盤を数個同時に押してしまい、けたたましい不協和音が鳴り響く) 」 BGM♪ 玲華「(落ち着いた物腰で真剣な眼差しを見せる)……メモリアさんの奏でる音楽…とても、素敵でした。こんな素晴らしい曲を、私の為に弾いてくださったのもとても感謝しています。私はもう、満足です。…ですがメモリアさん、どうして…そんな顔をなさるのですか…。(ゆっくりとたちあがり少しずつメモリアとの距離を縮めていく) 」 メモリア「・・・ああ(自分の表情が強張っているのがなんとなく理解でき、平常に戻す)いえ、別に何でもないですよ。(笑顔を作り、返事する、どこかぎこちない) 」 玲華「…何でも―――――何でもないわけが…!!!(メモリアの発言に対し、急に声を荒げてしまう)……!…ごめんなさい……。(軽く頭を下げ) 」 メモリア「・・・!(上がる声量に、驚いて目を丸くする)い、いえ・・・。(頭を下げられ、つられてこちらも頭を下げる)・・・何でもないです、あまり気になさらなくて大丈夫ですよ・・・。 」 玲華「…わかり、ました…。(そう言い、メモリアの隣のベンチに腰かける)……。……。……私は、生まれてからずっとこの街で育ちました。(長い沈黙の後、それを打開するように呟く)いろんな方々と出会い、外から来る方々たちとも出会い、ここで出会うすべての人たちの顔を、私は今でもはっきりと覚えています…。みな誰もがいろんな『顔』を持っていて…その中には人には見せられない、見せたくない『顔』があることを…その方たちから学びました。」 玲華「私はまだ…メモリアさんの本当の『顔』を知らない。でも、いつかお互い…本当の『顔』で向き合えられたら… きっと…そこには素晴らしい何かに気づけると思います。(目を伏せて優しい表情を浮かべる)」 メモリア「・・・。(本当の、『顔』・・・。)・・・。(何とも言い得ぬ、愁いと迷いを帯びた表情で下を見ている)」 玲華「演奏家は…(そっとメモリアの右手に触れる)…聴く側と演奏する側の波長を合わせることも大切なのですよ。(大人な表情でメモリアと向き合う)…また今度… 今度は、貴方の本当の音楽をお聴きしたいです…。 」 メモリア「・・・波長を、合わせる・・・。(空っぽの、何も無い瞳で玲華を見る)」 玲華「メモリアさんになら…きっと… ……ああ、そうだ。お礼というのも何なのですが…(高価な雰囲気を漂わせる紙袋を手に取り、それをメモリアに差し出した)今日は…セント・バレンタインデーということで… その、手作りではないのですが…もしよろしければ。」 メモリア「・・・バレン、タイン・・・?(きょとん、とした表情で、首を傾げる) 」 玲華「あら…もしかして…ご存知なくて?まあ…♪(面白そうに笑う)そうですね…何と言ったらいいかしら… えー、女性から男性へチョコレートで愛を伝える日のことですが…今では、"大切な誰かに愛を伝える日"とも呼ばれています。 」 メモリア「愛・・・。(・・・何だろう、ピンとこない・・・。) 」 玲華「まあ、"愛"といっても…いろいろな観念があるのですがね。(くすりと魅惑的な笑みを含んで)私はもう、メモリアさんからいただいたものがありますから。(くすくすと笑いながら立ち上がる)楽しい一時はあっという間ですね… もう冷え込んでくる頃ですし、今日のところはこの辺にいたしましょう。…ありがとうございました、メモリアさん。(深々とお辞儀し、優雅な足取りで街の中へと消えていった) 」 メモリア「・・・さようなら。(軽く手を振る)・・・チョコ、か・・・こうやって受け取るのは初めてだし、愛・・・解らない、・・・駄目だな、知識が浅い・・・私も勉強不足か。(アコーディオンをケースに仕舞い、それを抱えて歩いていく) 」 続き 戻る
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/4550.html
https://w.atwiki.jp/sasurauyoudesu/pages/153.html
r、_ r、 r、 r、_,r< ̄ 二二二二≧x、_ _ ._ / ___ィ´ '´ ̄`´ `´`ヾ_ノ /, .ヘ―! .ヘ / !、/ /,.ィ 少 ヽ ヾ;\ ,イ .__/ /.,ィ / .___.ヽ ';ヘ / / /__,.ゝ | ! i /. `込ヽ\ リ _ ./ ./ .7 .マ! i .〈 `ヽ__ \.Y / `ヽ__/ ノ !ゝ マヘ /!__込ー=イ ./ i i i i /. ../ .マヘ__/ . .. ``ゝミ人__/ .>'´ ̄`<イ ./ マ''''i ';,, .|_/ `. ̄ / `.く ';;,, ∨ ./ /';,, .| i !__/ | 'i.、 \ \ .. . . .. ...| リ ゝ | \_>― .| . . . . . . . . | /. / _ノ / ._ , .<´ .. .| く!. マ .《 .| |、 ヽ、 .. _| . . . . . . .\ マ |! マ/ `< 〉 ̄ ̄ `< . .ヘ `し' | !_ / / .`< ヘ [説明] 体長2~3メートルの恐竜型モンスター。通称『狗竜』と呼ばれる。 ジャギィが成長したモンスターで、ジャギィの群れのリーダーを務めており、基本的な生態はジャギィと一緒。 だが、ジャギィに無い特徴として特殊な『鳴き声』を上げることで、 部下のジャギィに指示を出したり、付近のエリアにいるジャギィを呼び寄せたりする。 体力、攻撃力もジャギィの頃と比べると見違えるほど高くなっている。 弱点は襟巻部分、ここを破壊されるとまともに鳴き声をだせなくなる上に、付近の肉質も軟らかい。 [出現場所] デレツンドラ [拾得品] 『鳴き袋』・・・モンスターの内臓器官の1つ。割ると強烈な音が鳴る。『スタングレネード』、『音爆弾』の材料。 『狗竜の皮』・・・ドスジャギィの皮。群れの長にふさわしく、強度、紋様ともに申し分ない。 『竜の牙』・・・中型~大型のドラゴン系モンスターの取得品。加工、薬の材料として重宝される。
https://w.atwiki.jp/star_grail/pages/159.html
【マスター】 ジャギ@北斗の拳 【マスターとしての願い】 ケンシロウへの復讐。全てを支配する力を手に入れる。 【Weapon】 ショットガンの他、含み針等の隠し武器を所持。生憎冬木では拳銃以上の火器を入手することは難しいだろう。 【能力・技能】 腐っても北斗の男。他の兄弟には遠く及ばないとはいえその力量は並の拳法家を凌駕する。秘孔の使用ぐらいわけもない。 途中で破門されることなく伝承者候補に最後まで残っており、僅かな期間に南斗聖拳も習得したりと(ケンシロウ曰く「スロー」「付け焼き刃」だが)、才能自体は確かなものがあったようだ。 「勝てばいいんだ何を使おうが」の言の通り、武器や地形など利用できるものは全て利用する。 さりげに、ケンシロウの不意をついて銃を突きつける場面がある等、暗殺者としての適正はあったのかもしれない。 【人物背景】 一子相伝の暗殺拳、北斗神拳の伝承者候補。 しかし実力は義兄弟である他の伝承者候補達には大きく水を開けられており、精神も粗暴で邪気に満ちていると伝承者に足る資格を有してはいなかった。 上の兄弟二人ならまだしも、末弟のケンシロウが伝承者に選ばれた事に納得がいかず直に抗議・恫喝。 怒るケンシロウの逆襲で顔面の骨格が変形するレベルの傷を負う。非情に徹しきれぬ当時のケンシロウに見逃され、以後ケンシロウへの憎悪を糧に世紀末を生きていく。 恋敵のユリアをちらつかせ南斗弧鷲拳のシンを唆しケンシロウを襲わせ、南斗水鳥拳のレイの妹アイリを攫い貶める等、主要人物に起きた多くの悲劇の原因。 ヘルメットで隠した顔はプレートで矯正しチューブを通した悍ましい姿で、継続的に痛みも起こしていた模様。 原作では「北斗3兄弟」と解説されたりと北斗の男として見られていない扱い。 公式からの発言などで「伝承者候補に破れたことで破壊者に落ちた」「ケンシロウ達を競わせる毒として当て馬にされた」と推測されている。
https://w.atwiki.jp/v-sw/pages/418.html
アドベンチャーパート ■宿屋「忘れじの面影亭」 ミント達と会話 選択肢 【大人に任せたほうがいい】 【自分たちで面倒をみたい】 【どっちも選べない】 「グラッド」,「ミント」が仲間に加わる 調理場でミニゲーム「てきぱきキッチン!!」 食堂でポムニットと会話 選択肢 【掃除に励む】 【宣伝をする】 ■ミントの家 グラッド達と会話 ■ブロンクス邸 リシェルと会話 ■水道橋公園 ルシアンと会話 ■駐在所 ポムニット達と会話 「ポムニット」がサポートに加わる パーティ能力「お手製弁当」を習得 ■星見の丘 リシェル達と会話 戦闘パート1 vs機械人形率いる機械兵団 ■宿屋「忘れじの面影亭」 客室・黄葉の間でリビエルと会話 選択肢 【ここはガマンだ】 【ガマンできない】 ■駐在所 グラッド達と会話 ■忘月の泉 リシェルと会話 ■宿屋「忘れじの面影亭」 店の出入口でリビエルと会話 ■ミントの家 ミント達と会話 ■ブロンクス邸 ルシアンと会話 ■水車小屋 リビエルと会話 選択肢 【心配だったから】 【後味が悪いから】 戦闘パート2 vs機械人形率いる鋼の軍団 ■夜会話 好きなキャラと会話 戦闘パート1 ■勝利条件 敵の全撃破 ■敗北条件 主人公の戦闘不能 ■強制出撃ユニット 主人公,ポムニット ■敵ユニット Lv6 ???×1 Lv5 ボクス×1 Lv4 ボクス×2 Lv5 ドリボット×2 Lv4 フロット×2 Lv3 フロット×1 ■ブレイブクリア条件 主人公レベル5-6,味方ユニットLv5 戦闘不能不可 アイテム使用回数3回以下 ■お宝発見 サモナイト石 無×1 粋蜜糖×1 ■取得アイテム 草笛の帽子×1 サモナイト石 霊×1 サモナイト石 獣×1 Fエイド×1 ゲドックーの葉×1 世界観紹介20×1 デジの素×1 妖力粉×1 水晶砂糖×1 大自然のエキス×1 ■備考 オヤカタをユニット召喚しておく 戦闘パート2 ■勝利条件 敵の全撃破 ■敗北条件 主人公orリビエルの戦闘不能 ■強制出撃ユニット 主人公,リビエル ■敵ユニット Lv8 ローレット×1 Lv7 アプセット×1 Lv6 ボクス×2 Lv5 ボクス×2 Lv6 フロット×1 Lv6 ドリボット×2 Lv5 ドリボット×1 Lv5 フロット×1 Lv4 ボクス×1 ■ブレイブクリア条件 主人公レベル6-7,味方ユニットLv6 戦闘不能不可 アイテム使用回数3回以下 ■お宝発見 イチゴキャンディ×1 粋蜜糖×1 ■取得アイテム 小さな教本×1 サモナイト石 鬼×1 サモナイト石 霊×1 Fエイド×1 カーッツの葉×1 粋蜜糖×1 世界観紹介08×1 デジの素×1 水晶砂糖×1 大自然エキス×1 ■備考 3ターン目に道ができる 4体撃破で敵がサポート能力発動 サモンナイト4 Topページ